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シングルマザー向け住宅の調達と提供などを手がける「LivEQuality大家さん」が3.2億円調達

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2023年6月2日、株式会社LivEQuality大家さんは、インパクトボンド(私募社債)を発行し、銀行からの融資、エクイティ(普通株式)の発行と合わせて総額3.2億円の資金調達を実施したことを発表しました。

LivEQuality大家さんは、アフォーダブルハウジングに活用する住宅の取得・運用を通じ、シングルマザーの住まいに関する課題を解決することを目指す「ソーシャル大家事業」、住まい探しに困難を抱えている人向けに、物件情報や行政サービスの手続き方法など、適切な情報を提供する「ソーシャル住まい探し事業」などを展開しています。

「ソーシャル大家事業」では、就業機会を得やすいアクセスの良い物件など母子家庭が住みやすい場所を選定して物件を取得し、シングルマザー世帯に市場相場よりも安価な賃料で物件を提供しています。また、市場相場水準の居住者と市場相場水準以下の居住者がバランスを保ち居住することで、収益性を確保し、さらに低所得者向け住宅・エリアといった偏見が地域に生まれることを防いでいます。

今回の資金は、アフォーダブルハウジングに活用するための住宅の取得に充当されています。

この住宅に入居するシングルマザー等の世帯に対しては、家賃の割引などの生活再建期の経済的サポートを行うほか、連携するNPO団体などによる包括的な伴走型支援を提供します。


アフォーダブルハウジング(アフォーダブル住宅)とは、一般庶民でも買える(借りられる)価格帯の住宅のことです。

ニューヨーク、ロンドン、パリ、東京、香港、シンガポールなどの都市では住宅価格や家賃が高騰しており、一定の所得のある人、あるいは受け継がれてきた家・土地がある人でない都市になってきています。

一方、仕事や勉強のために住宅・家賃の高い場所に住まなければならない場合もあり、このような人びとにとっては、住宅価格・家賃は大きな家計の負担となっています。

アフォーダブルハウジングは、低所得者層、あるいは住宅価格・家賃が高騰している地域での中所得者層でも、劣悪な環境でなく、家計を圧迫せずに住むことができる住宅として提供されるものです。

アフォーダブルハウジングとしては、公営住宅がありますが、倍率が高く、需要に対して供給が足りていないという課題があります。

近年は、企業による社会課題解決型のビジネスが注目されていることもあり、企業主体でのアフォーダブルハウジングも登場してきています。

社会課題をビジネスで解決するには多くの困難がつきまといます。こうした困難を解決するには、起業家仲間などに相談したり、先人の知恵などから学ぶことも重要です。「冊子版創業手帳」では、さまざまな起業家のインタビューを掲載しています。先人がどのように困難を乗り越えてきたかを知ることは、ビジネスの成長につながるはずです。

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