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中古マンション探しとリノベーションのワンストップサービス「リノベる。」を展開する「リノベる」と「積水化学工業」が資本業務提携

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2023年4月18日、リノべる株式会社は、積水化学工業株式会社と、資本業務提携を締結したことを発表しました。

リノべるは、中古マンション探しとリノベーションのワンストップサービス「リノベる。」を展開しています。

積水化学工業は、ユニット工法による工業化住宅「セキスイハイム」ブランドを展開しています。

今回の提携により、戸建住宅とマンションの両ストック領域においてバリューアップや流通を促進し、住宅領域における循環型社会の実現を目指します。


日本は欧米と比べて中古住宅の流通比率が低いといわれています。

国土交通省の「既存住宅流通シェアの推移」によると、2018年の既存住宅流通比率は14.5%となっています。アメリカの中古住宅の比率は約80%、イギリスでは85%という数字をみると、驚くほど低い流通比率であることがわかります。

日本で新築ばかりが流通するのは、中古住宅が適切に評価される基準が存在しないこと、売り手・買い手の間で情報の非対称性が生じていることなど、中古住宅を買うことに大きなハードルがあることが理由です。

一方近年は、ウッドショックなどの理由により新築一戸建て・新築マンションの価格が高騰しており、中古住宅を選択する人が増加しています。

たとえば、ここ数年のマンション市場をみてみると、首都圏では2019年時点で中古マンション市場のシェアが新築マンション市場を上回っています。

ほかにも、中古住宅はリノベーションにより自分の好きなように間取りを変更できるという点も認知が進んでおり、リノベーション住宅への注目が高まっています。

また、家の断熱性能などを向上させることで省エネ化を図るリノベーション・リフォームの注目も高まっており、今後のさらなる成長が期待されています。

企業の成長には戦略的な資金調達や、シナジーの見込める企業との提携が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウや、融資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
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