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2023年4月14日自転車ロードレースのプロリーグを主催する「ジャパンサイクルリーグ」が「経営共創基盤」から資金調達・パートナーシップ強化

2023年4月12日、株式会社ジャパンサイクルリーグ(JCL)は、株式会社経営共創基盤(IGPI)から、パートナーシップ強化にあたり追加出資を受けたことを発表しました。
JCLは、自転車ロードレースのプロリーグの運営や、レースの開催を行っています。また、サイクルロードチーム「JCL TEAM UKYO」も保有しています。
今回の資金は、優秀な人材の獲得などに充当します。
また、社会における自転車の価値向上や、自転車ライフをより豊にすることを目的に、JCLのアセットを活用したデジタルとリアルを融合させたファンコミュニティの立ち上げも計画しています。
温室効果ガス排出の削減のため、世界的にクリーンな乗り物の開発・普及が推進されています。
自転車は健康的かつクリーンな乗り物として、主に欧州で普及・社会実装が強く進められています。
国内においても2016年時点で自転車保有台数は約7,000万台で、単純計算で2人に1人以上は自転車を保有していることになることから、社会に根づいている乗り物であるといえます。
また自転車は日常的な乗り物としてだけでなく、スポーツとして利用されることもあります。
フランスと周辺国を舞台に開催される有名な自転車ロードレースである「ツール・ド・フランス」は、初回開催年が1903年と非常に歴史が古く、2022年で開催回数は109回となりました。
「ツール・ド・フランス」は毎年7月のバケーション時期に開催されることもあり、フランスの一大観光資源となっています。ヨーロッパでは、オリンピックやサッカーワールドカップと並ぶスポーツイベントのひとつとして認識されています。世界約190か国に配信され、その視聴者層数は約35億人にものぼるといいます。
一方、国内において自転車ロードレースはマイナースポーツとなっており、各関係者はマイナースポーツからの脱却を目指しています。
JCLは2021年から国内プロリーグの開催を通じ、自転車ロードレースの認知度向上と、地方活性化を目指しています。
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