注目のスタートアップ

自転車ロードレースのプロリーグを主催する「ジャパンサイクルリーグ」が「経営共創基盤」から資金調達・パートナーシップ強化

company

2023年4月12日、株式会社ジャパンサイクルリーグ(JCL)は、株式会社経営共創基盤(IGPI)から、パートナーシップ強化にあたり追加出資を受けたことを発表しました。

JCLは、自転車ロードレースのプロリーグの運営や、レースの開催を行っています。また、サイクルロードチーム「JCL TEAM UKYO」も保有しています。

今回の資金は、優秀な人材の獲得などに充当します。

また、社会における自転車の価値向上や、自転車ライフをより豊にすることを目的に、JCLのアセットを活用したデジタルとリアルを融合させたファンコミュニティの立ち上げも計画しています。


温室効果ガス排出の削減のため、世界的にクリーンな乗り物の開発・普及が推進されています。

自転車は健康的かつクリーンな乗り物として、主に欧州で普及・社会実装が強く進められています。

国内においても2016年時点で自転車保有台数は約7,000万台で、単純計算で2人に1人以上は自転車を保有していることになることから、社会に根づいている乗り物であるといえます。

また自転車は日常的な乗り物としてだけでなく、スポーツとして利用されることもあります。

フランスと周辺国を舞台に開催される有名な自転車ロードレースである「ツール・ド・フランス」は、初回開催年が1903年と非常に歴史が古く、2022年で開催回数は109回となりました。

「ツール・ド・フランス」は毎年7月のバケーション時期に開催されることもあり、フランスの一大観光資源となっています。ヨーロッパでは、オリンピックやサッカーワールドカップと並ぶスポーツイベントのひとつとして認識されています。世界約190か国に配信され、その視聴者層数は約35億人にものぼるといいます。

一方、国内において自転車ロードレースはマイナースポーツとなっており、各関係者はマイナースポーツからの脱却を目指しています。

JCLは2021年から国内プロリーグの開催を通じ、自転車ロードレースの認知度向上と、地方活性化を目指しています。

事業の成長には戦略的な資金調達やシナジーが見込める企業との提携・連携が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウや、融資を受けるためのノウハウなどを詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ JCL サイクルロードレース ジャパンサイクルリーグ ロードレース 出資 株式会社 経営共創基盤 自転車 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

データ・シェアリング・プラットフォーム 「DP2」など運営の「アイディオット」が資金調達
2020年8月26日、株式会社アイディオットは、資金調達を実施したことを発表しました。 データを軸としAIやソフトなど以下のようなプロダクト開発を行っています。 ・データ・シェアリング・プラットフォー…
在宅医療機関向けオンコール代行サービスを提供する「on call」が1.5億円調達
2023年11月29日、株式会社on callは、総額1億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 on callは、在宅医療機関向けオンコール代行サービス「ON CALL」を提供してい…
独自のDNA/RNA編集技術による遺伝子治療薬の創薬・研究開発を行う「エディットフォース」が18億円調達
2023年3月22日、エディットフォース株式会社は、総額18億円の資金調達を実施したことを発表しました。 エディットフォースは、独自のDNA/RNA編集技術(PPRタンパク質プラットフォーム技術)を有…
データサイエンスで災害情報を可視化・予測する「Spectee」が資金調達
2021年9月16日、株式会社Specteeは、資金調達を実施したことを発表しました。 SNSや気象データなどから解析した災害情報をリアルタイムに配信するサービス「Spectee Pro」や、AI開発…
​スポーツ向けAI解析×パフォーマンス向上サービスを提供する「NineEdge」が6,000万円調達
2022年11月24日、株式会社NineEdgeは、総額6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、「ForceSense」のWebサービス(β版)をリリースしたことも併せて発表して…

大久保の視点

国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
「JX Live! 2024」JX Awards大賞はNYでイチゴが大ヒットの古賀大貴さん(Oishii Farm 代表)
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
(2024/10/9)
「スタートアップワールドカップ2024」世界決勝を現地速報!優勝はEarthgrid(米代表・プラズマでトンネル掘削)
2024年10月4日、世界最大級のビジネスピッチコンテスト「スタートアップワールドカップ(SWC)2024」の世界決勝戦が、米国・シリコンバレーで開催されま…
(2024/10/5)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集