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2023年4月10日「SCIVAX」と「大日本印刷」が資本業務提携 生産管理を担う合弁会社「ナノインプリントソリューションズ株式会社」を設立

2023年4月3日、SCIVAX株式会社と大日本印刷株式会社は資本業務提携を行い、合弁会社「ナノインプリントソリューションズ株式会社(Nanoimprint Solutions Co., Ltd.)」を設立したことを発表しました。
今回の提携は、ナノインプリント製品の量産を行う製造受託(ファウンドリー)事業に関するものであり、ナノインプリントソリューションズはこの事業の生産管理を担います。
SCIVAXは、微細加工受託(ナノインプリントファウンドリ)事業、光学シミュレーション受託事業、装置販売事業を展開しています。
独自に開発した大面積ナノインプリント技術により、大幅な加工コスト低減を実現しています。また、実用化に必要となる周辺技術との融合を進め、独自の超微細加工ファウンドリプラットフォームを構築し、ナノインプリント技術を活用した量産受託サービスを展開しています。
今回の大日本印刷との提携により、SCIVAXが有するナノインプリントが可能な量産製造設備、装置設計技術、プロセスノウハウと、大日本印刷が有する最先端ナノインプリント用原版(マスターモールド)製造技術と量産・品質管理ノウハウを組み合わせ、国内外の大手メーカーの量産委託ニーズに対応できる体制を国内で整備します。
ナノインプリントとは、ナノメートル単位の微細なパターンが刻まれた型を押しつけ、対象物に微細なパターンを形成する加工技術のことです。
シンプルで安価に微細加工ができる技術として注目されています。主な用途は光学系・バイオ・集積回路の3つです。
国内では、大日本印刷株式会社・キオクシア株式会社・キヤノン株式会社が次世代の半導体微細加工技術として共同開発を行っており、世界をリードしています。
現在ナノインプリントがもっとも活用されているのが、LED・レーザーの表面構造、光学系フィルム、微細なレンズなど、光学系分野での加工です。
光学系の部品は、VRやARなどxR技術の発展に伴ってニーズが高まり、高性能化・低コスト化が求められています。
ナノインプリント製品の量産体制を構築しているSCIVAXと、ナノインプリント技術においてリードする大日本印刷は、今回の提携により、国内外のメーカーからのナノインプリント製品の量産ニーズに対応するとしています。
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| カテゴリ | 有望企業 |
|---|---|
| 関連タグ | 加工 半導体 受託 大日本印刷 技術 株式会社 生産管理 資本業務提携 量産 |
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