創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2023年4月7日三菱UFJ技術育成財団「研究開発助成金」 第1回公募は5/20締切

三菱UFJ技術育成財団は「研究開発助成金」について発表しました。
技術指向型の中小企業の新技術、新製品等の研究開発に対する助成金です。
「対象者」
原則として設立後もしくは創業後または新規事業進出後5年以内の中小企業(大企業や上場企業の子会社・関連会社を除く)または個人事業者で、優れた新技術・新製品等を自ら開発し、事業化しようとする具体的計画を持っている者。
「対象プロジェクト」
現在の技術から見て新規性があるプロジェクトで、以下のいずれかに該当し、原則として2年以内に事業化の可能性があるもの(他の助成金制度との併願も可能)。
・産業経済の健全な発展と国民生活の向上に資すると認められる新技術・新製品及び関連する設備・部品・原材料等の開発に関するもの
・上記に準ずるもの
「助成金」
1プロジェクトについて上限300万円・経費の1/2以下。
「公募期間」
・第1回:2023年4月20日~5月20日
・第2回:2023年9月20日~10月20日
総務省の資料「我が国の企業の研究費と売上高」によると、2018年度の科学技術研究費の総額は19兆5,260億円となり過去最高を更新しており、さらに企業の研究費についても、14兆2,316億円と過去最高を更新しています。
また、研究を実施している企業の売上高の推移は研究費と同様に増加傾向にあり、研究費と売上高に相関関係があることがわかります。
中小企業は大企業と比べて資本・人材・知識などの経営資源で制約を抱えています。そのため規模の大きな企業と比べて、研究開発やイノベーションにおいて不利な状況にあります。
そのため政府などは中小企業の研究開発を支援するため、補助金・助成金や、その他の支援制度の充実を図っています。
研究開発を通じて新たな付加価値を生み出そうと考えている中小企業は、こうした補助金・助成金や支援を活用することが重要となっています。
起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金申請のノウハウを解説しています。また、日々更新される補助金・助成金の情報を、それぞれ最適化してメールでお知らせをする「補助金AI」をリリースしました。こちらもご活用ください。
カテゴリ | 公募 |
---|---|
関連タグ | 中小企業 技術 研究開発 研究開発助成金 |
公募の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
中小企業庁は、「知的財産取引に関するガイドライン」を策定するとともに、知財Gメンによるヒアリング調査を通じ、知的財産取引の適正化に努めています。 実際の調査では、発注者への納品物について、第三者との間…
令和6年度「業務改善助成金」のご案内です。 事業場内で最も低い賃金(事業場内最低賃金)を30円以上引き上げ、生産性向上に資する設備投資等を行った場合に、その設備投資等にかかった費用の一部を助成する制度…
2022年12月26日、イジゲングループ株式会社は、株式会社西日本フィナンシャルホールディングスに株式譲渡を行い、グループ会社となったことを発表しました。 イジゲングループは、経営課題・新規事業を、デ…
2023年8月10日、FiberCraze株式会社は、総額4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 FiberCrazeは、繊維・フィルム素材の多孔化技術をコアとした高機能性素材を開発す…
公益財団法人東京都中小企業振興公社は、第2回「中小企業特別高圧電力・工業用LPガス価格高騰緊急対策事業支援金」について発表しました。 特別高圧電力や工業用LPガスを使用する中小企業者等の負担軽減に向け…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…