注目のスタートアップ

カスタマーサポートプラットフォーム「Zendesk」導入・活用支援の「エクレクト」が資金調達

company

2023年3月31日、株式会社エクレクトは、資金調達を実施したことを発表しました。

引受先は、株式会社ひろぎんホールディングスの子会社であるひろぎんキャピタルパートナーズ株式会社が運営管理する地域活性化事業に特化したファンド「HiCAP4号投資事業有限責任組合」です。

エクレクトは、CXソリューションカンパニーとして、世の中の優れたソフトウェアやサービスを組み合わせて顧客に提供し、企業のDXを支援しています。

カスタマーサクセス「Zendesk」の販売代理・導入支援においては、「APAC Partner of the Year」を3年連続で受賞しています。


近年、顧客体験を重視する企業が増加しています。

顧客体験とは、顧客が製品・サービスを購入する前から、購入するとき、利用しているとき、利用した後に経験する一連の体験のことです。

良質な顧客体験を実現することで、サービス・プロダクトの継続性を高めたり、顧客のロイヤリティを向上させることができます。

顧客体験が重視されている理由としては、製品での差別化が難しくなってきたことや、SaaSなどのサブスクリプション型のビジネスが増加したことなどにより、既存顧客を逃さないようにし、長くプロダクト・サービスを利用してもらうことの重要性が高まったことが挙げられます。

良い顧客体験を提供するには、カスタマーサクセスやカスタマーサポートの強化、CRMの活用、コミュニティーの構築運用などが必要となります。

カスタマーサポートについては従来から取り組んでいた企業が多いのですが、多くのカスタマーサポート部門は情報共有などがうまくいっておらず、カスタマーサポートを利用する顧客に悪いイメージを与えたり、案内をたらい回しにしたり、適切なサポートができないといった課題を抱えていました。

エクレクトは、米国・Zendesk社が展開する「Zendesk」の導入支援を中心に、顧客企業のCX向上を支援しています。

顧客満足度の向上が重要視されている中、営業・カスタマーサポートの重要性がさらに高まっています。質の高い営業・カスタマーサポートを提供するためには専用のツールやシステムの導入が有効です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、業務を効率化・最大化させるためのシステムの導入について詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ CX Zendesk エクレクト カスタマーエクスペリエンス カスタマーサポート プラットフォーム 導入 支援 株式会社 活用 資金調達 顧客体験
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「ネストエッグ」が運営する貯金アプリ「finbee」が「ゆうちょ銀行」と連携開始
2023年5月26日、株式会社ネストエッグは、運営する自動貯金アプリ「finbee(フィンビー)」において、2023年5月29日から、株式会社ゆうちょ銀行参照系APIを活用した口座連携を開始することを…
リノベーション・プラットフォーム運営の「リノベる」が40億円調達へ
2019年11月18日、リノベる株式会社は、総額40億円規模の資金調達を実施することを発表しました。 また、NTT都市開発株式会社と資本業務提携について基本合意したことも併せて発表しました。 リノベる…
ファン・コミュニティ・アプリ「fanicon」など運営の「THECOO」が3.8億円調達
2020年6月2日、THECOO株式会社は、総額3億8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ファン・コミュニティ・アプリ「fanicon」や、チケット制ライブ配信サービス「fanist…
エッジAIを開発・提供する「エイシング」が資金調達
2024年3月13日、株式会社エイシングは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、東京ガス株式会社と、DRONE FUND株式会社です。 エイシングは、エッジデバイスで推論を行うエッジAI…
双方向データ伝送プラットフォーム「intdash」などを展開する「アプトポッド」が「マクニカ」「ヨコオ」と資本業務提携
2023年1月23日、株式会社アプトポッドは、株式会社マクニカ、株式会社ヨコオと第三者割当増資による資本業務提携を実施したことを発表しました。 アプトポッドは、双方向データ伝送プラットフォーム「int…

大久保の視点

日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
「JX Live! 2024」JX Awards大賞はNYでイチゴが大ヒットの古賀大貴さん(Oishii Farm 代表)
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集