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Generative AIをゲーム開発に用いるツールを開発する「Witchpot」が1,200万円調達

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2023年4月3日、株式会社Witchpotは、1,200万円の資金調達を実施したことを発表しました。

Witchpotは、Generative AIをゲーム開発に用いるツールの開発、ゲーム開発でGenerative AIを活用する方法の情報発信を行うコミュニティの運営を目的に、2023年3月に設立された企業です。

ゲーム制作に必要となる、3D・2D素材、SE・BGMなどの音楽、システムなどにおいて、Generative AIを用いることで、よりゲームづくりを身近なものにすることを目指しています。

2023年4月中に、2Dゲームのステージ背景制作用ツール「Witchpot for Unity」(β版)をリリースする予定です。


Generative AI(生成AI)とは、テキストなどによる人間の指示によって、文章・画像・音などを生成するAIモデルのことです。

画像生成の領域においては、2022年7月12日、無料で利用できる画像生成AI「Midjourney」のオープンβ版が公開されたことで一部界隈で話題となり、2022年8月23日に無料の画像生成AI「Stable Diffusion(ステーブル・ディフュージョン)」、2022年10月3日に日本のアニメ・マンガ風の作画に強いAIモデル「NovelAI Diffusion」が公開されたことで国内でも利用者が増え、大きな流行となっています。

画像生成AIは絵が描けない人でも簡単に画像をつくることが可能であるため、さまざまな活用法が考えられます。たとえば、Webサイトに必要なイラストを生成したり、必要な素材をつくることなども可能となるでしょう。

また、文章においてはOpenAI社の対話式AI「ChatGPT」が大きな話題となっています。

「ChatGPT」は、自然な文章による質問への回答、テキストの要約、企画書・小論文の執筆、プログラミングなどさまざまなことを、自然な文章のやり取りで行うことができるAIチャットボットです。

小説(のあらすじ)や詩などを書けるといったクリエイティブな活動も行えるといった柔軟性を持っており、今後さらなる高精度化が実現されることで、ビジネスにおけるさまざまなシーンで活用され、産業に大きな変革をもたらすものになると考えられています。

Witchpotは、ゲーム制作に必要となる素材をGenerative AIによって生成することで、ゲーム制作を支援するツールを開発し、より多くの人にゲーム開発ができる環境を提供することを目指しています。

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