創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2023年3月20日「東レエンジニアリング」がライフサイエンスと画像解析技術に強みを持つ「エルピクセル」に追加出資

2023年3月16日、東レエンジニアリング株式会社は、エルピクセル株式会社に追加出資を実施したことを発表しました。
エルピクセルは、ライフサイエンスと画像解析の双方に強みを持ち、独自の技術を研究・開発しています。
医療・製薬・農業分野において、AIを活用したソフトウェアを開発・提供しています。
AIによる医療画像診断支援技術「EIRL(エイル)」、創薬を支援する画像解析AI「IMACEL(イマセル)」、研究の効率化を実現するカスタマイズ可能なソフトウェア「LP-Series(エルピーシリーズ)」などのプロダクトを提供しています。
今回の追加出資により、エルピクセルと東レエンジニアリングは連携体制をさらに強固なものとし、東レグループでのAI技術の展開を一層広げます。
コンピューターの計算能力の向上により、機械学習が進歩しAIは急速な発展を遂げました。
現在AIはさまざまな領域で活用されており、ビジネスの高度化・業務効率化にとって重要な技術へと成長しています。
AIはこれまでコンピューターが扱うことが難しかった、テキスト・画像・音声など非構造化データと呼ばれるデータの高度な分析・解析を可能にしました。
とくに画像認識は、カメラというありふれた機械でありながら、さまざまなデータの取得や解析ができることが特徴的です。
画像認識は応用範囲が広く、工場における製品・部品の不具合検出、防犯カメラにおける不審者・異常行動の検知、交通量調査、スポーツにおける動作解析など、さまざまな領域で効率化や革新をもたらしています。
医療における画像診断AIは、CTやMRIなどで撮影した画像を解析し、これまで医師が行っていた画像を読むという業務を高精度化・効率化します。
高齢者の増加によって医療ニーズが増加すると予測される時代において、画像診断AIは医療機関にとって重要な技術となっています。
AIといった最新技術は業務効率化にとって欠かせない技術となってきました。創業期はなにもない状態からはじまるため、最新のシステムを導入するのにうってつけです。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備について詳しく解説しています。
| カテゴリ | 有望企業 |
|---|---|
| 関連タグ | AI EIRL IMACEL LP-Series イマセル エイル エルピーシリーズ エルピクセル ライフサイエンス 東レエンジニアリング 株式会社 画像解析 画像解析AI |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2021年5月12日、スタートバーン株式会社は、総額11億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 アート流通のためのブロックチェーンインフラ「Startrail」や、アート作品の信頼性…
株式会社オプティマインドは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、自動運転ソフトウェアを開発するティアフォーと、倉庫業者の寺田倉庫です。 AIを用いて荷物の配送を最適化するクラウドサービス…
2025年2月17日、株式会社日本農業は、融資により総額約19億8000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 日本農業は、日本の農産物の生産から販売まで一気通貫で展開しています。 生産性向上や…
2022年10月14日、株式会社Wewillは、総額1億200万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Wewillは、バックオフィスリモートサービス(経理・労務)や、SaaS導入支援事業、業務変…
2021年6月3日、株式会社ottaは、提供する「otta.g(オッタジー)」が、公益社団法人日本PTA全国協議会推薦商品に認定されたことを発表しました。 「otta.g」は、GPSと音声録音機能を搭…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
