注目のスタートアップ

ESG情報開示支援クラウド「SmartESG」提供の「シェルパ・アンド・カンパニー」が2.6億円調達

company

2023年3月1日、シェルパ・アンド・カンパニー株式会社は、総額2億6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

シェルパ・アンド・カンパニーは、ESG経営推進クラウド「SmartESG」を開発・提供しています。

社内のESG情報を一元管理し、部署間の情報共有・ワークフローの最適化、スコアの分析・改善といった機能により、高度なESG経営の推進を実現するクラウドサービスです。

今回の資金は、より高度なESGデータ収集・集計を実現する機能やESG情報を分析する新機能への技術投資、人材採用、「SmartESG AI Labo」の立ち上げなどに充当します。

「SmartESG AI Labo」は、中長期的なR&D強化を目的としたものです。より専門性・技術力の高いAIエンジニア・ESGコンサルタントを集め、高度な技術開発を行います。


世界の平均気温は長期的に上昇傾向にあります。このまま地球温暖化が進むと、今世紀末には地球の平均気温が最大で約4.8℃も上昇するという予測があります。

地球温暖化が進むと、地球全体の気候が大きく変わる、気候変動が起こります。すでに世界各地では、海面上昇、豪雨災害、熱波、干ばつ、水資源不足などの影響が出ています。

この気候変動に対応するためには、国などの政府機関だけでなく企業による取り組みが必須です。

こうした背景から、投資家の間では環境・社会・ガバナンス要素を考慮して投資先を決定するESG投資が注目されています。

しかし、ESGは主に非財務情報であり、書式などの統一的なルールやフレームワークがなく、さらにその情報が企業内の様々な場所に散在しているため、情報を統合し分析することに大きな手間がかかるという課題を抱えています。

シェルパ・アンド・カンパニーはこの課題を解決するため、ESGデータを一元管理し、可視化、分析するクラウドサービス「SmartESG」を開発・提供しています。

ESG投資などの登場など、以前の資金調達状況とは大きな変化が訪れています。「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受ける方法など、資金調達のノウハウについて詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ ESG ESG経営 SDGs SmartESG クラウド シェルパ・アンド・カンパニー 一元管理 株式会社 環境 環境経営 経営 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「SBINFT」がコンテンツ事業者向けにNFTマーケットプレイス機能をWeb APIで提供する「TOKEN CONNECT」を発表
2022年10月27日、SBINFT株式会社は、新サービス「TOKEN CONNECT」を発表しました。 「TOKEN CONNECT」は、コンテンツ事業者向けにNFTマーケットプレイス機能をWeb …
債権管理業務DX推進の「Lecto」がパーソナルスタイリングサービス展開の「DROBE」と業務提携
2022年6月17日、Lecto株式会社は、株式会社DROBEと、業務提携契約を締結したことを発表しました。 Lectoは、債権管理・督促回収をDXするプラットフォーム「Lectoプラットフォーム」を…
昆虫飲料「タガメサイダー」やトノサマバッタの養殖など昆虫食事業を進める「TAKEO」が「ニチレイ」と資本提携
2022年7月28日、TAKEO株式会社は、株式会社ニチレイと2022年7月15日付で資本提携に至ったことを発表しました。 TAKEOは、2014年に創業した昆虫食専門企業です。 タガメの持つフルーテ…
泡盛粕から美味しい食用藻「うま藻」をつくる「AlgaleX」が2.5億円調達
2023年10月25日、株式会社AlgaleXは、総額約2億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 AlgaleXは、泡盛の粕から美味しい藻「うま藻」をつくるサステナブルフードテック企…
スマートロック「EPIC」を提供する「エナスピレーション」が資金調達
2023年6月19日、株式会社エナスピレーションは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、イーブロードコミュニケーションズ株式会社です。 エナスピレーションは、スマートロック「EPIC」シ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集