注目のスタートアップ

おやつのサブスクリプションサービス「snaq.me」を提供する「スナックミー」が5.5億円調達

company

2023年3月1日、株式会社スナックミーは、総額約5億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

スナックミーは、おやつのサブスクリプションサービス「snaq.me」や、植物性プロテインバー「CLR BAR(クリアバー)」、晩酌サブスクBOX「otuma.me(オツマミー)」などを展開しています。

今後、サブスクEC領域から、生活者とのあらゆる接点でおやつ体験を創造するおやつ体験メーカーを目指します。

おやつ体験メーカーの第一歩として、コンビニをはじめとしたオフライン店舗や常設直営店舗を展開するオフライン事業、法人向けの福利厚生事業、コーポレートギフティング事業を強化します。

今回の資金は、サブスクECのサービス改善、オフライン展開、法人展開の強化に充当します。


菓子業界の市場規模は、2018年から2021年にかけて緩やかな減少傾向にあります。

少子高齢化に伴う人口減少により今後も市場は減少傾向で推移すると見られており、停滞感が漂っています。

また菓子類は嗜好品であるため、近年の物価高・経済低迷の影響を受けることも予測されます。

一方で、近年食品業界では高価格帯の商品や、健康志向の高まりにより健康的な食品・機能性食品のニーズが高まっており、菓子業界おいても高単価なヒット商品が登場しています。

こうした消費者のニーズの変化、市場の変化もあり、菓子業界では新たな需要を開拓する動きが活発になってくると考えられます。

スナックミーは、おやつのサブスクリプションサービス「snaq.me」により、新たなおやつ体験を提供しています。

今後、おやつ体験のさらなる拡大のため、オフライン事業、法人向け福利厚生事業、コーポレートギフティング事業なども、パートナー企業と協力して進めていく方針です。

事業のさらなる成長には戦略的な資金調達やシナジーの見込める企業との連携が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ EC snaq.me オツマミー おやつ お菓子 ギフティング サービス サブスク サブスクリプション スナックミー 嗜好品 株式会社 菓子 資金調達 食品
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
法人成りとは?個人事業主が法人化するメリット・デメリットや手続きを徹底解説!
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

肌の状態と悩みに合ったスキンケア製品を提案する肌検査サービス「肌フローラカルテ」を運営する「ユーブローム」が3,600万円調達
2023年5月10日、株式会社ユーブロームは、総額3,600万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ユーブロームは、肌の状態と悩みに合ったスキンケア製品を提案する肌検査サービス「肌フローラカルテ…
100%ヴィーガンコスメブランド「mirari」展開の「Beauty Thinker」が資金調達
2022年5月31日、株式会社Beauty Thinkerは、資金調達を実施したことを発表しました。 Beauty Thinkerは、100%ヴィーガンコスメブランド「mirari」を展開しています。…
症状検索エンジン「ユビー」やAI問診サービス「ユビーAI問診」を手がける「Ubie」が35億円調達
2024年4月12日、Ubie株式会社は、第三者割当増資と融資により総額約35億円の資金調達を実施したことを発表しました。 Ubieは、症状検索エンジン「ユビー」や、AI問診サービス「ユビーAI問診」…
医療機器管理SaaS「HITOTSU Asset」を提供する「HITOTSU」が2億円調達
2023年12月18日、HITOTSU株式会社は、総額2億円の資金調達を実施したことを発表しました。 HITOTSUは、医療機器管理SaaS「HITOTSU Asset」を開発・提供しています。 医療…
エンターテインメント業界のイノベーションを加速させるスタートアップ・スタジオ「Studio ENTRE」が資金調達
2020年8月7日、Studio ENTRE株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、株式会社ミクシィです。 Studio ENTREは、エンターテインメント・ビジネスとテクノロジ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集