【3/8開催】オンラインセミナー「改正電通法施行3か月前 自社に必要なCookie規制対応を再確認」

event

一般財団法人日本情報経済社会推進協会が主催するオンラインセミナー「改正電通法施行3か月前 自社に必要なCookie規制対応を再確認」が開催されます。

2023年6月から、改正電気通信事業法が施行されます。

中でも、「外部送信規律」と呼ばれる、 「事業者が利用者に関する情報を第三者に送信させようとする場合、利用者に確認の機会を付与する」という義務については、対象となる事業者が多く、幅広く対応が求められることが想定されています。

この外部送信規律により、対象事業者は必要な事項の公表や通知を行う必要があるため、事実上の日本版Cookie規制となると見られています。

このセミナーでは、企業の法務担当だけでなく実際にWebサイト・アプリサービス運営に関係する部門の方々も対象に、自社への影響を理解し適切な対応をしていただくために、改正に至る経緯や 個人情報保護法規制との違いを整理しつつ、特に外部送信規律に関して具体的な内容や対象役務、必要な対応についての解説、今後の課題等について、講演を行います。

概要

日時:2023年3月8日15:00~17:00
場所:Zoomビデオウェビナー
参加費:無料
定員;1,000名

プログラム

・講演「Cookie規制と企業に求められる姿勢(プラットフォーム研究会検討を中心に)」
・講演 「改正電気通信事業法における外部送信規律とは」
・質疑応答およびディスカッション


ユーザーのWebサイトでの行動や閲覧履歴をもとに最適な広告を掲載する仕組みをターゲティング広告といいます。このターゲティング広告では、サードパーティCookieという仕組みを利用しています。

Cookieは、ユーザーがサイトを訪れた日時・回数・メールアドレスなど個人情報が記録された小さなテキストファイルのことで、Webサイトの利便性を向上させるために重要な存在です。

これがブラウザに保存され、Webサイトごとに参照されることで、たとえば、ネットショップのカートに入れておいた商品が、ページを閉じて改めてアクセスし直してもまだ入ったままになっている、というような動作が実現されます。

Cookieは、訪れたサイト自身が発行するファーストパーティCookieと、そのサイトに表示された広告が発行するサードパーティCookieの2種類があります。

この後者のサードパーティCookieは、ユーザーが意図していない個人情報を収集する可能性があるとして、世界的に規制の流れとなっています。

今回の電気通信事業法改正の情報送信規律において主に対象となるのはサードパーティCookieの利用であると考えられています。

以前の法でも、Cookieへの同意を管理するための「Cookieポップアップ」を実装したほうが望ましいといった規制などがありましたが、今回の電気通信事業法改正は、Cookieの利用を正面から規制する法律であり、「望ましい」から「しなければならない」へと格上げされるため、対象となる事業者はしっかりと対応することが必要です。

消費者の購買行動の変化やプライバシーの問題などにより、オンライン・オフライン共にPR・マーケティング手法の大きな変革が必要となっています。「冊子版創業手帳」では、創業期でも低コストで実施できるネットを活用したPRノウハウについて詳しく解説しています。

カテゴリ イベント
関連タグ Webサイト アプリ オンラインセミナー プライバシー
詳細はこちら

改正電通法施行3か月前 自社に必要なCookie規制対応を再確認

創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人の設立方法を徹底解説|手続きの流れ・必要書類・費用・メリットなど
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント

イベントの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

家計簿アプリ「おカネレコ」運営の「スマートアイデア」が3,500万円調達
2022年2月4日、スマートアイデア株式会社は、約3,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、AGキャピタル株式会社です。 スマートアイデアは、家計簿アプリ「おカネレコ」・「おカ…
“目標”でつながるコミュニティ「Reeeach」がリリース
2019年12月9日、株式会社ALFOSは、「Reeeach(リーチ)」をリリースしたことを発表しました。 「Reeeach」は、“目標”でつながるコミュニティ・アプリです。 目標を「センゲン」して投…
家計簿プリカ「B/43(ビーヨンサン)」を提供する「スマートバンク」が29.3億円調達
2024年11月12日、株式会社スマートバンクは、総額29億3000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 2024年4月に実施したデットファイナンス11.5億円とあわせ、シリーズBラウンド 1…
日本酒開拓をサポートするアプリ提供の「サケアイ」が資金調達
2020年12月10日、株式会社サケアイは、資金調達を実施したことを発表しました。 日本酒開拓をサポートするアプリ「サケアイ」を提供しています。 日本酒の記録・投稿や、ユーザーに合う日本酒のレコメンド…
企業のプライバシー対策を支援する「Priv Tech」が5,550万円調達
2022年9月13日、Priv Tech株式会社は、総額5,550万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Priv Techは、同意管理プラットフォーム(CMP)「Trust 360」や、プライ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集