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2023年2月10日飲食店の発注業務を効率化するWebサービス「SMART REQUEST」などを提供する「Bespo」が「東芝テック」「ほくほくフィナンシャルグループ」と業務資本提携

2023年2月9日、株式会社Bespoは、東芝テック株式会社、および、株式会社ほくほくフィナンシャルグループと業務資本提携契約を締結したことを発表しました。
Bespoは、飲食店の発注業務を効率化するWebサービス「SMART REQUEST」、飲食店の空席をLINEから即時予約できるサービス「TABLE REQUEST」を開発・提供しています。
POSシステム最大手の東芝テックとの提携により、「集客・予約・売上・発注」までを一気通貫したDXソリューションの開発提供の検討を推進します。
ほくほくフィナンシャルグループとは、地方の飲食店に対して各種DXソリューションの提供をさらに推進します。
飲食店・飲食業は人手に頼る割合が高い労働集約型産業であり、国内の労働人口の減少に伴う人手不足の影響を大きく受けている業界のひとつです。
この人手不足に対応するため、飲食業ではデジタル化やDX(デジタルトランスフォーメーション)による省人化・自動化のニーズが高まっています。
飲食店におけるデジタル化では、従来電話で受け付けていた予約のネットへの転換、データを活用した需要予測と在庫・仕入れの最適化、AIを活用したシフト調整の自動化などが進んでいます。
さらにコロナ禍では非接触でサービスを提供するため、モバイルオーダーや、配膳ロボットの導入などが進められ、一気にデジタル化が進んだという印象があります。
一方で、飲食業界はスモールビジネスが多い業界でもあります。小規模事業者は日々の営業に追われ、自店舗にとって最適なシステムを選んだり、複数のシステムを組み合わせて導入するといった手間のかかるデジタル化が困難となっています。
また近年増加しているクラウドサービスは特化型のものが多く、飲食店では特定の業務のみのデジタル化に留まっていることが課題となっています。
Bespoは今回の提携により、飲食店向けの包括的なDXソリューションを提供していくことを目指しています。
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