創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2023年2月7日令和5年度「女性のチャレンジ賞」候補者募集
内閣府男女共同参画局は、令和5年度「女性のチャレンジ賞」の候補者の公募について発表しました。
起業やNPO、地域活動などにより様々な活動で活躍している⾝近な女性のモデルを表彰することにより、女性が活躍する機運を⾼めていくことを目的としています。
表彰の種類・対象
(1)⼥性のチャレンジ賞(4件程度)
起業やNPOなど様々な活動を通じて社会課題の解決を目指すチャレンジ、新たな分野に活躍の場を広げるチャレンジなど、身近なモデルになると思われる女性個人、女性団体・グループ。
(2)⼥性のチャレンジ⽀援賞(2件程度)
(1)にあるような女性のチャレンジについて積極的な支援を行い、男女共同参画社会の形成の促進に寄与したと認められる個人、団体・グループ(男性による支援を含む)。
(3)⼥性のチャレンジ賞特別部門賞(2件程度)
上記(1)(2)に該当する者のうち、当該年度の特別部門賞テーマに該当する者。
○令和5年度の特別部門賞のテーマ
「国際的なチャレンジ」
令和5年度はG7サミットの関係閣僚会議として、我が国で初めて男女共同参画・女性活躍担当大臣会合が栃木県日光市で開催され、男女共同参画、女性活躍に対する関心・注目が国内のみならず国外からも高まる年である。
そこで、国という枠組みを超えて国際社会を舞台にチャレンジを行う女性や、男女共同参画、女性活躍推進に関する国際的な取組に貢献する女性、またそういった女性を支援する団体を表彰することで、国際社会において女性が活躍する機運を高めることを目指す。
応募締め切り
2023年3月3日(金)まで(必着)
女性の社会進出、新たな働き方の推進、キャリア形成意識の向上などにより、女性の起業家・経営者が増加しています。
これは、女性の社会進出に伴い、女性ならではの視点を活かしたビジネスが増加したことや、女性の課題を解決するためのビジネスのニーズが高まったことが理由であると考えられます。
また、現状では労働者として働いてきた女性は妊娠・出産をきっかけに労働市場から撤退してしまうことになりますが、これまで築き上げてきたキャリアを活かすひとつの方法としても起業が注目されています。
一方、日本は他国と比べてジェンダーギャップ指数が大きく、とくに「政治」「経済」において順位が低くなっています。
経済分野においては、女性の72%が労働力であるものの、非正規雇用として働く女性の割合は男性の約2倍存在しており、さらに管理職において女性の割合も大幅に低くなっています。
そのため女性起業家やその活躍を推進するためには、こうした表彰や女性起業家などに特化したビジネスプランコンテストの充実などが求められています。
シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」には、女性起業家に特化した「創業手帳woman」もあります。女性起業家の方々のインタビューや、女性起業家だからこそ使える助成金など、役立つノウハウを掲載しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 公募 |
---|---|
関連タグ | 女性 女性のチャレンジ賞 活躍 男女共同参画局 |
公募の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
品川区・品川区立武蔵小山創業支援センターなどが主催する 女性のためのビジネスプランコンテスト、 『ウーマンズビジネスグランプリ』2/26(日)開催のファイナルの観覧 されます。 審査を勝ち抜…
女性のココロに寄り添うサービスの事業展開で注目なのが、Anna Kreshchenkoさんが2020年12月に創業したFlora株式会社です。 「赤ちゃんはどこから来るの?」 そんな質問をしたりされた…
厚生労働省は「雇用の分野における女性活躍推進に関する検討会」の報告書を取りまとめ公表しました。 この検討会では、2024年2月から11回にわたり、雇用の分野における女性活躍推進やハラスメントについて、…
人と環境に優しい、エシカル(環境保全や地域・社会への考慮)な社会を目指すライフスタイルブランド「&ethical®(アンドエシカル®)」で注目の企業なのが、柳澤 由香さんが2014年に…
2021年8月24日、株式会社メップルは、総額1億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ウェルネスプロテイン「KOREDAKE」を展開しています。 女性が1食に必要な31種類の栄養素…
大久保の視点
世界最大級のビジネスコンテスト「スタートアップワールドカップ」の九州予選である「KYUSYU REGIONAL 2024」が、2024年8月27日(火)に開…
創業手帳代表も執筆陣に参加。注目のスタートアップ本 起業家教育が近年注目を浴びています。しかし、スタートアップはまだ新しい領域であり、不確実性も高く、学問に…
世界最大級のビジネスコンテスト「スタートアップワールドカップ」の東京予選である「TOKYO REGIONAL 2024」が、2024年7月19日(金)に開催…