注目のスタートアップ

IT人材育成の「トレノケートホールディングス」が「日税ビジネスサービス」と資本業務提携

company

2023年1月31日、トレノケートホールディングス株式会社は、株式会社日税ビジネスサービスと、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。

トレノケートホールディングスは、世界15の国と地域で、IT技術教育やビジネススキル教育を中心とした人材育成事業を展開しています。

日税ビジネスサービスは、日税グループの中核会社として、税理士業界専門の支援会社としてさまざまな事業を展開しています。

今回の提携により、日税ビジネスサービスが展開する中小企業の人材育成を支援する研修サービス「日税オープンカレッジ」を通じ、トレノケートホールディングスが保有するさまざまなeラーニング研修コンテンツを提供します。

さらに、日税ビジネスサービスと提携している税理士向け研修事業においても連携を強化します。


経済産業省は、日本企業がDX(デジタルトランスフォーメーション)を実現できなければ、2025年以降、最大で12兆円/年の経済損失が生じる可能性があると指摘しています。

DXとは、デジタル化とデータ活用により、ビジネスモデルや企業そのものを変革させ、競争優位性を確立する取り組みです。

一般社団法人中小企業個人情報セキュリティー推進協会の「大手企業におけるDX推進」の実態調査(2021年10月11日発表)によると、大手企業の82.9%がDXに取り組んでいることがわかります。

一方で中小企業のDXへの取り組み具合については、中小機構の「中小企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進に関する調査(2022年5月)」によると、DXに「既に取り組んでいる(7.9%)」「取り組みを検討している(16.9%)」中小企業は合わせて24.8%しかおらず、さらに「取り組む予定がない」中小企業が41.1%も存在しています。

中小企業がDXに積極的に取り組むことができない理由としては、中小企業の予算でも導入できるようなソリューションが少ないこと、導入効果が明確でないことなどが挙げられますが、とくに大きな理由は中小企業にはDXを推進できる人材がいないことです。

しかし多くの業界では人材不足が大きな課題となっており、DXを推進できる人材を獲得することは困難です。そのため中小企業においては社内の人材に教育を施し、DX人材へと生まれ変わらせることが重要となっています。

学習でいえば、読書はコストパフォーマンスの高い学習方法のひとつです。起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「総務手帳」では、書店員が選ぶ社員教育に使える本10選を紹介しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ eラーニング IT トレノケートホールディングス ビジネス リスキリング 人材育成 教育 日税オープンカレッジ 日税ビジネスサービス 株式会社 研修 資本業務提携
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

AI関連技術の活用戦略コンサルティングなどの「connectome.design」とAI人材育成の「スキルアップAI」が業務提携
2020年12月16日、connectome.design株式会社は、スキルアップAI株式会社と業務提携契約を締結したことを発表しました。 connectome.designは、AI関連技術の活用戦略…
家族と会話できる防犯ブザー「otta.g」が公益社団法人日本PTA全国協議会推薦商品に認定
2021年6月3日、株式会社ottaは、提供する「otta.g(オッタジー)」が、公益社団法人日本PTA全国協議会推薦商品に認定されたことを発表しました。 「otta.g」は、GPSと音声録音機能を搭…
上質なデザイン家具を低価格で提供する「CAGUUU」が3億円調達
2024年9月27日、CAGUUU株式会社は、総額3億円の資金調達を実施したことを発表しました。 CAGUUUは、上質なデザイン家具を低価格で提供しています。 サプライヤーから産地直送で家具を届けるこ…
アレルギー対応をITで支援する「CAN EAT」が資金調達
2022年7月27日、株式会社CAN EATは、資金調達を実施したことを発表しました。 CAN EATは、飲食店向けの「アレルギー管理サービス」、会食ゲストのアレルギー情報を取得するためのWebサービ…
住まい相談プラットフォーム「すんで」運営の「住んで埼玉」が3,310万円調達
2021年3月10日、株式会社住んで埼玉は、総額3,310万円の資金調達を実施したことを発表しました。 住まい相談プラットフォーム「すんで」を運営しています。 希望している街に住んでいるメンターに相談…

大久保の視点

日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
「JX Live! 2024」JX Awards大賞はNYでイチゴが大ヒットの古賀大貴さん(Oishii Farm 代表)
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集