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2023年1月19日「日本スタートアップ大賞2023」

「日本スタートアップ大賞2023」(旧:日本ベンチャー大賞)は、若者などのロールモデルとなるような、インパクトのある新事業を創出した起業家やスタートアップを表彰し称える制度です。
経済産業省、農林水産省、文部科学省、厚生労働省、国土交通省、オープンイノベーション・ベンチャー創造協議会が広く募集をかけ、経済団体、有識者等で構成される審査委員会で受賞者を決定します。
表象部門
日本スタートアップ大賞 (内閣総理大臣賞 ※予定)
事業の新規性や革新性、グローバル市場への進出や社会課題の解決といった事業のビジョンなどに関し、最も評価の高い企業に対して付与します。
ダイバーシティ賞(経済産業大臣賞)
外国人起業家、女性起業家等、我が国のダイバーシティ経営の範たるものとして、評価の高い企業に対して付与します。
グローバル賞(経済産業大臣賞)
事業の海外進出や国際的な活躍に関し、評価の高い企業に対して付与します。
農業スタートアップ賞(農林水産大臣賞)
農林水産分野におけるイノベーションの創出や農林水産業の発展に対する寄与などに関し、評価の高い企業に対して付与します。
大学発スタートアップ賞(文部科学大臣賞)
大学発スタートアップの定義に合致するものから、大学の研究成果の事業化に対する寄与などに関し、評価の高い企業に対して付与します。
医療・福祉スタートアップ賞(厚生労働大臣賞)
医療・福祉分野におけるイノベーションの創出や医療・福祉分野の発展に対する寄与などに関し、評価の高い企業に対して付与します。
国土交通スタートアップ賞(国土交通大臣賞)
国土交通分野におけるイノベーションの創出や国土交通分野の発展に対する寄与などに関し、評価の高い企業に対して付与します。
審査委員会特別賞 ※数件
上記の賞のほか、事業の新規性や革新性、グローバル市場への進出や社会課題の解決といった事業のビジョンなどに関し、特に評価の高い項目がある企業に対して、審査委員会特別賞等の賞を付与します。
スケジュール
2023年1月16日 月曜日:募集開始
2023年2月17日 金曜日:募集締切(必着)
2023年3月:審査・受賞者決定(予定)
国内の起業率は諸外国と比べると低水準にあり、企業の新陳代謝が活発でないことが大きな課題となっています。
近年はSDGs(持続可能な開発目標)の推進など、社会課題解決やイノベーション創出のために企業の力が求められているため、より一層の起業率の向上が必要です。
「日本スタートアップ大賞」は、インパクトのある新事業を創出した起業家・スタートアップを称えることで、挑戦を称える社会意識を醸成し、ひいては起業家・スタートアップの数を増加させることを目的としています。
前年度の「日本スタートアップ大賞2022」では、日本スタートアップ大賞(内閣総理大臣賞)に株式会社アストロスケールホールディングス、大学発スタートアップ賞(文部科学大臣賞)に株式会社Synspective、グローバル賞(経済産業大臣賞)にスマートニュース株式会社、ダイバーシティ賞(経済産業大臣賞)に五常・アンド・カンパニー株式会社、農業スタートアップ賞(農林水産大臣賞)にユーザーライク株式会社、審査委員会特別賞に株式会社ビザスクと株式会社ヘラルボニーが選ばれています。
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