注目のスタートアップ

縦スクロール型デジタルコミックを制作する「トゥーンクラッカー」が4億円調達

company

2023年1月16日、株式会社トゥーンクラッカーは、総額4億円の資金調達を実施したことを発表しました。

引受先は、楽天グループ株式会社のCVC・楽天キャピタルなどです。

トゥーンクラッカーは、縦スクロール型デジタルコミック作品の制作・プロデュース事業を展開しています。

制作実績のあるクリエイティブチームを内部に保有しており、さらに外部の制作チームと提携することで、高品質な作品を幅広く制作しています。

協業している楽天とのマーケティングにおける連携やエコシステムとのシナジーにより、作品をさらに広く発信していきます。


韓国で生まれた縦スクロール型デジタルコミックは、Webtoon(ウェブトゥーン)という名称で広まり、世界中で楽しまれるコンテンツへと成長しています。

ウェブトゥーンは、スマートフォンの縦長の画面での閲覧に最適化した漫画(表現)です。ウェブトゥーンを原作としたドラマ・映画なども生まれており、次世代の媒体として大きな注目が集まっています。

国内においてもウェブトゥーンに参入する企業・スタジオが増えており、LINE、ピッコマ、comicoなどさまざまなプラットフォームで配信されています。

ウェブトゥーンという名称は市民権を得ているのですが、国内では韓国のNAVER社が商標を取得していることから、これらプラットフォームではそれぞれ独自の名称がつけられています。

一方、国内は漫画大国として知られていますが、ウェブトゥーンの領域ではあまりヒット作が出ていないため、国産ウェブトゥーンとしてヒット作を生み出そうという制作会社が多く存在しています。

企業・事業の成長には戦略的な資金調達やシナジーのある企業などとの提携が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ webtoon ウェブトゥーン エンターテインメント コミック トゥーンクラッカー マンガ 出版 株式会社 楽天 漫画 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
法人成りとは?個人事業主が法人化するメリット・デメリットや手続きを徹底解説!
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

保険テックの「justInCase」が10億円調達
2019年12月9日、株式会社justInCaseと、株式会社justInCaseTechnologiesは、総額約10億円の資金調達を実施したことを発表しました。 デジタル・プラットフォームを主戦場…
研究開発人材のマッチングプラットフォーム「CoA Researcher」を開発する「CoA Nexus」が3億円調達
2025年10月29日、株式会社CoA Nexusは、総額約3億円の資金調達を発表しました。 CoA Nexusは、研究開発人材のマッチングプラットフォーム「CoA Researcher」を開発してい…
課題解決型インターンシップを秋田県内の中小企業向けに提供する「ローカルクエスト」が創業・資金調達
2022年10月27日、ローカルクエスト株式会社は、2022年10月5日に創業したことと、資金調達を実施したことを発表しました。 ローカルクエストは、秋田県内の中小企業に向け、課題解決型インターンシッ…
植え込み型ニューロモジュレーションを開発する医療機器ベンチャー「INOPASE」が資金調達を実施
2023年2月28日、株式会社INOPASEは、資金調達を実施したことを発表しました。 INOPASEは、植え込み型ニューロモジュレーションを開発する、東京大学ジャパンバイオデザイン発の医療機器ベンチ…
新興国向けの小口融資事業展開の「五常・アンド・カンパニー」が900万ドルの融資契約を締結
2020年2月5日、五常・アンド・カンパニー株式会社は、株式会社クレディセゾンとの間で900万ドルの融資契約に合意したことを発表しました。 五常・アンド・カンパニーは、カンボジア・ミャンマー・スリラン…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集