注目のスタートアップ

自律分散型の場作りに必要なデザイン・システムを開発提供する「station」が資金調達

company

2023年1月13日、station株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。

stationは、場・コミュニティを運営する者が抱える課題に対し、「コンセプトから運用まで現状に併せた伴走を提供するデザインコンサルティング」、「情報可視化や運営効率化など現場に必要な機能をワンストップで提供するシステム」など、デザインとテクノロジーを組み合わせたプロダクトによって最適な支援を行っています。

今回の資金調達を機に、広島県から岡山県、愛媛県や香川県にかけての広域エリア(瀬戸内エリア)を主な対象地域としてサービスの提供・開発を行っていきます。

今後、関東圏・瀬戸内エリアでの実績をもとに、関西・中京圏・その他エリアへのサービス展開をしていく予定です。


近年、さまざまな領域でコミュニティの重要性が再認識されています。

たとえば地域活性化の領域においては、関係人口を創出・増加させるものとして地域コミュニティの活性化や新たなコミュニティの立ち上げ、クリエイター・IPビジネスの領域では、ファンの熱量を最大化するためのファンコミュニティの運営、企業経営においては、従業員エンゲージメント向上やチームコラボレーションのための社内コミュニティの設立・運営などさまざまな形があります。

コミュニティはそこに集まる人びとをつなぎ、コミュニティ内外の活性化・エンゲージメント向上、新たなアイデアの創出などさまざまなメリットを生みます。

一方で、特定の人物・団体などによって運営されるコミュニティは、その運営の負担が大きくなり、持続的な運営が困難になっていきます。

そこで近年は、コミュニティに参加する者それぞれがコミュニティ運営に参加し、参加者が自律的に意思決定を行う自律分散型のコミュニティが注目されています。

事業を成長させるには戦略的な資金調達や、シナジーのある企業との提携・協業が重要です。起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ station コミュニティ システム デザイン 株式会社 自律分散型 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
NPO法人設立サムネイル
【保存版】NPO法人の設立は難しい?メリットや設立費用、条件など徹底解説
【2025年版】会社設立の流れ・手順・やることリストをわかりやすく解説
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
合同会社設立マニュアル|流れの6ステップや費用、必要書類などを解説!
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

月極駐車場オンライン契約サービス「Park Direct」が賃貸物件・マンション管理の「ユーミーClass」に本格導入
2020年1月21日、株式会社ニーリーは、「Park Direct(パークダイレクト)」を株式会社ユーミーClassに本格導入したことを発表しました。 「Park Direct」は、月極駐車場のオンラ…
ヘリ手配オンデマンド・システム運営の「AirX」が1.3億円調達
株式会社AirXは、総額約1億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 遊休ヘリと着陸地の独自データベースに基づくヘリ手配オンデマンド・システム「AIROS(エアロス)」の運営や、エアモ…
未利用排熱で電力を生み出すシステムの社会実装を目指す「elleThermo」が5,000万円調達
2023年4月14日、株式会社elleThermoは、5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 elleThermoは、半導体増感型熱利用電池(Semiconductor-Sensiti…
新たな青果流通システムの構築を目指す「アースサイド」が「滋賀銀行」とサステナブル評価融資の契約を締結
2022年11月21日、株式会社アースサイドは、株式会社滋賀銀行と、『しがぎん』サステナブル評価融資2億円の契約を締結したことを発表しました。 アースサイドグループは、持ち株会社アースサイドのほか、青…
植物コミュニティアプリなどを展開する「GreenSnap」が2億円調達
2022年11月30日、GreenSnap株式会社は、2億円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、愛知豊明花き地方卸売市場を運営する豊明花き株式会社です。 GreenSnapは、植物コミ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集