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食品原料のWeb売買プラットフォーム「シェアシマ」を運営する「ICS-net」が資金調達

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2023年1月12日、ICS-net株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。

ICS-netは、食品原料のWeb売買プラットフォーム「シェアシマ」を運営しています。

さまざまな理由で食品メーカーなどにおいて食品製造段階で滞留している原料在庫を、食品メーカーなどとマッチングし再流通を促すプラットフォームです。

今回の資金は、サービスの拡充、会員数の拡大に充当します。


さまざまな食品には、植物の粉末や、だし粉末、香料となるオイルなどの食品原料が利用されています。

こうした食品原料を使用している商品が廃盤になるなどした場合、メーカーが仕入れた食品原料の多くは廃棄されてしまいます。

この食品原料の廃棄は食品メーカーにとって損失となっているほか、食品ロスとして問題になっています。

環境省の発表によると、2020年度の食品ロスの量は約522万トンと推計されており、そのうち事業系は275万トンとなっています。

この食品ロスを削減するためにも、食品原料の廃棄をなくすような仕組みを構築する必要があります。

ICS-netは、こうした在庫として残る食品原料を、必要とする他社へと販売できるプラットフォーム「シェアシマ」を構築することで、食品原料の廃棄の課題解決を目指しています。

食品ロス削減など、SDGs周りには多くのビジネスが眠っています。消費者の意識の変化も激しいため、市場を分析することの重要性はさらに高まっています。「冊子版創業手帳」では、自社の強み・弱み、市場の機会・脅威を分析するフレームワークを掲載しています。

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カテゴリ 有望企業
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