「リンクアンドモチベーション」が衛星データにより地球のデジタルツインを自動生成するAIを開発する「スペースデータ」に出資

2022年12月22日、株式会社リンクアンドモチベーションは、株式会社スペースデータに出資したことを発表しました。

スペースデータは、衛星データにより地球のデジタルツインを自動生成するアルゴリズムを開発しています。

人工衛星から取得できる地上観測データによって地球の地理空間情報をAIに学習させ、3DCG技術によってバーチャル空間にもうひとつの地球を自動生成します。

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AIの進展によってさまざまな領域で注目されている最新技術のひとつに「デジタルツイン」があります。

デジタルツインとは、物理空間のデータを集め、仮想空間上にデジタルなコピーとして再現し、未来をシミュレートする技術です。

この技術は、たとえば製造業において、設備のデジタルコピーから未来をシミュレートし、設備の故障を事前に予測することなどが可能になります。

デジタルツインの活用先として期待されているものには、製造業における試作期間の短縮、インフラの監視、自動運転車の保守、まちづくりにおけるシミュレーション、防災などがあります。

たとえばシンガポールは、国土全体をデジタルツイン化し、人流などのリアルタイムデータを重ねることで、開発計画や渋滞緩和などの政策設計に活用することを目指しています。

デジタル化は単なる効率化だけでなく、データの活用も目的としています。テクノロジーの発展によって従来は難しかった分析も可能となっているため、こういったものも積極的に取り入れていくことが企業の成長につながるでしょう。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。