注目のスタートアップ

VR酔いを防止する移動技術を保有する「UNIVRS」と電力系通信事業者「QTnet」が資本業務提携

company

2022年12月15日、株式会社QTnetは、株式会社UNIVRSに出資し、メタバース分野での協業を行うことを発表しました。

QTnetは、九州電力グループの電力系通信事業者(旧社名:九州通信ネットワーク株式会社)で、光インターネット回線「BBIQ(ビビック)」や、eスポーツ総合施設「チャレンジャーズパーク」などを展開しています。

UNIVRSは、VR空間での酔い(いわゆるVR酔い)を防止する独自の移動技術を保有しており、この独自技術を用いたVRコンテンツの制作を行っています。

外部の追加機器など必要なく、通常のHMDと左右のコントローラーで完結するシステムであり、HMDとコントローラーのセンサーで身体の動きを検知し、VR空間において身体の動きを反映することで酔いを軽減します。

今回の提携により、メタバースを支えるICTインフラの提供、VRコンテンツの共同開発・提供、「チャレンジャーズパーク」のメタバース化、VRを活用した新たなeスポーツ観戦体験の事業化、法人向けVRコンテンツの企画・開発・運営を行います。

VR(Virtual Reality:仮想現実)とは、専用のHMD(ヘッドマウントディスプレイ)などを通じてアクセスする仮想空間であり、実際にその場にいるような体験ができることを特徴としています。

現実空間では不可能な空間・動作を実現できることから、ゲームなどのエンターテインメントの領域で注目が高まっているほか、現実と遜色がない体験を3Dデータのみで遠隔で実現できることから、手術のシミュレーションや練習、不動産の内覧(内見)でも活用されています。

一方で、現状VRデバイスを利用した仮想空間体験はVR酔いと切っても切り離せない関係にあります。

VR酔いとはVRコンテンツを体験することで引き起こされる吐き気やめまいなどの症状のことで、いわゆる乗り物酔いと同じものです。

VR酔いの原因は、実際には静止しているのにかかわらず、視覚情報によって身体が移動しているような感覚が引き起こされてしまう現象であるベクションが引き起こされる特定の動きであることがわかっています。

ソフトウェア側(コンテンツ内)においてVR酔いを防ぐ工夫としては、移動時にガイドを表示する、周辺視野を隠す、激しい動きをなくすなどが行われています。

しかしこれらの工夫は表現を制限するものであることから、表現を制限することなくVR酔いを防ぐ技術が求められています。

事業の成長には戦略的な資金調達や、シナジーが見込める他社との提携が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ eスポーツ VR メタバース 仮想現実 技術 株式会社 資本業務提携
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
起業するには何から始める?誰でもできる起業の仕方や手続き【5ステップで解説】
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

SaaS開発/運営を容易にするプラットフォームを開発する「アンチパターン」が9,200万円調達
2022年4月6日、株式会社アンチパターンは、総額9,200万円の資金調達を実施したことを発表しました。 アンチパターンは、SaaS開発/運営を容易にする、SaaS開発支援SaaSを開発しています。 …
法人向けXRサービス展開の「ホロックス」が1,200万円調達
2020年4月7日、株式会社ホロックスは、総額1,200万円の資金調達を実施したことを発表しました。 法人向けXRソリューションを開発しています。 具体的には、リア・プロジェクションで遠隔地の人物を等…
中国向け越境進出支援事業などを手がける「xxxxnese」が1.4億円調達
2024年9月26日、株式会社xxxxneseは、約1億4000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 今回の資金調達により、累計調達額は3.4億円となりました。 xxxxneseは、中国向け越…
「DRONE FUND」がエアモビリティを活用したマラリア対策事業やラストマイル配送などに取り組む「SORA Technology」に出資
2023年3月15日、DRONE FUNDは、3号ファンドを通じてSORA Technology株式会社に出資を実行したことを発表しました。 SORA Technologyは、ドローンを中心としたエア…
中⼩型IT事業のM&Aとロールアップを⾏う「FUNDiT」が資金調達
2024年7月12日、株式会社FUNDiTは、資金調達を実施したことを発表しました。 FUNDiTは、中小型IT事業を対象とした共創型M&Aとロールアップを手がけています。 具体的には、独自データにも…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集