注目のスタートアップ

クラウド郵便サービスを展開する「atena」が「日本郵政キャピタル」と資本提携

company

2022年12月14日、atena株式会社は、日本郵政キャピタル株式会社と資本提携を行ったことを発表しました。

atenaは、クラウド郵便サービス「atena」や、エンタープライズ向けクラウド郵便サービス「atena for メール室」を展開しています。

「atena」は、企業に届く郵便物をデジタル化し、インターネットを通じて郵便物を確認・管理できるようにするクラウドサービスです。

デジタル化された郵便物はメールのように確認でき、ラベル機能やステータスによって管理・分類できます。

郵便物をatenaに預けるには、atenaが用意する住所を企業宛の住所として使う方法と、atenaのスタッフが指定のタイミングで企業に訪問し、ポストなどから郵便物を預かってもらう方法の2種類があります。後者は有料オプションです。

日本郵政キャピタルは、日本郵政株式会社が100%出資する投資会社です。

今回の資本提携を通じ、両社が保有するリソースを活用したシナジー創出と、事業のさらなる拡大を目指します。

コロナ禍では感染症対策のためテレワーク・リモートワークが急激に普及しました。

しかし急な導入であったことから、事前に準備をすることができず、テレワークを導入してから生まれた課題をその都度解決していくという形で企業は対処しました。

テレワーク初期において生じた課題には、郵便物を取りに行くため、ハンコを押すためだけの出社があります。

しかし多くの企業では準備が間に合わず、テレワーク環境を万全にすることは困難でした。そのため、郵便物を取りに行くためやハンコを押すためだけに出社しなくてはならないといった課題が発生しました。

クラウド郵便サービス「atena」は、コロナ禍における郵便物の課題を解決するため、2020年5月に開始したサービスです。

専用の住所に郵便物が直接郵送されるようにすることで、「atena」が郵便物をスキャンしてデジタル化し、郵便物の電子的な管理を実現するサービスです。

郵便物の管理・確認が効率化されるため、生産性の向上なども期待できます。

テレワーク・リモートワーク環境を整備するには、いくつかデジタルツールを導入する必要があります。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「リモートワーク手帳」では、リモートワークをはじめるために必要なものや、快適なリモートワーク環境を実現するツールについて詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ atena atena for メール室 クラウド クラウドサービス クラウド郵便 デジタル デジタル化 ペーパーレス 日本郵政キャピタル 株式会社 管理 資本提携 資本業務提携 郵便 郵便サービス 郵便物 電子化
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

事業のスケールアップを総合支援するプラットフォームを展開する「Scalehack」と「CrossBorder」が業務提携
2023年8月23日、株式会社Scalehackは、CrossBorder株式会社と業務提携を締結したことを発表しました。 Scalehackは、事業のスケールアップを総合支援するプラットフォーム「S…
プロジェクト管理アプリ「KANNA」提供の「アルダグラム」が20億円調達
2022年6月1日、株式会社アルダグラムは、総額約20億円の資金調達を実施したことを発表しました。 アルダグラムは、建設業・不動産業・製造業などのノンデスクワーク業界向けプロジェクト管理アプリ「KAN…
換気の効率化により電気代を削減するIoTビルオートメーションシステム「BA CLOUD」などを提供する「cynaps」が2億円調達
2023年5月16日、cynaps株式会社は、総額2億円の資金調達を実施したことを発表しました。 cynapsは、IoT対応のCO2モニタリング/換気アラートシステム「hazaview(ハザビュー)」…
「メディカル・データ・ビジョン」が非接触型生体情報取得技術を保有する「センシング」と資本業務提携
2022年10月24日、メディカル・データ・ビジョン株式会社は、株式会社センシングと、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 センシングは、非接触型生体情報取得技術(非接触バイタルセンシング技…
宿泊ギフトサービス「StayGift」提供の「トリピ」が1,200万円調達
2022年2月24日、株式会社トリピは、1,200万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、2021年10月28日には、総額3,800万円の資金調達を実施しています。 トリピは、宿泊ギフトサ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集