パフォーミングアバターをARで撮影できるスマートフォンアプリ「MEWVER」β版がリリース

tool

2022年12月1日、M Entertainment Works株式会社は、「MEWVER(ミューバー)」β版を一般公開したことを発表しました。

「MEWVER」は、パフォーミングアバターをARで撮影できるスマートフォンアプリです。

M Entertainment Works(MEW)が持つ、アバター作成技術、モーションキャプチャー技術、デジタル服作成技術、AR技術をかけ合わせた最新テクノロジーにより、リアルなパフォーミングアバターを撮影することができます。

β版では、11月に公開したアーティスト「WurtS」のEP『MOONRAKER』のティザー映像のために制作した踊る「WurtS」アバターをユーザーのスマートフォンに搭載されたカメラを通じてARで出現させ、さまざまな場所で撮影することができます。

「WurtS」アバターのモーションは、プロダンサーのSoraKiのダンス映像から動きを読み取り、衣装はデジタル服作成技術によって、「WurtS」が着ている洋服の型紙からデジタル用服に変換して制作しています。

正式版のリリースは2023年春を予定しています。正式版では自分だけのオリジナルアバターを自由に作成できるようになります。

モーションキャプチャーとは、人やモノの動きをデジタルデータにする技術です。

3DCGの映像作品や、ゲームにおけるキャラクターの動き、スポーツなどにおける動作解析、ロボット制御、医療、3Dキャラクター/アバターによるライブエンターテインメントなどさまざまな分野で活用されています。

3Dモデルのキャラクター/アバターを自然に動かすことができるこの技術は、とくにエンターテインメント分野における親和性が高く、将来的にはVR技術と結びつき、自宅にいながら現地にいるかのようなライブエンターテインメントを楽しむことができるようになると考えられています。

一方で、こうしたモーションキャプチャーは高価な設備を必要とするため、個人で利用することは困難であり、個人のクリエイターや小規模なチームなどがモーションキャプチャーを利用した映像表現ができないことが課題となっています。

M Entertainment Worksは、専用の設備を必要とせず、動画から詳細な3Dモーションデータを生成できる技術であるムービーモーションキャプチャー技術を保有しています。

さらに、直感的にハイクオリティなアバターを作成できる技術や、服の型紙からアバターが着ることができるデジタル衣服を作成できる技術なども保有しており、技術・コストの制約を解き放ち、3Dアバターやモーションキャプチャーをより多くの人が利用できるようにすることを目指しています。

プロダクトの成長にはPRやマーケティングが重要です。「冊子版創業手帳」では、創業期でも行えるネットを活用したPRノウハウについて詳しく解説しています。

カテゴリ 便利なサービス
関連タグ AR M Entertainment Works MEW MEWVER アバター デジタル服 ミューバー モーションキャプチャー 株式会社
詳細はこちら

最先端のテクノロジーで誕生した「パフォーミングアバター」をARで撮影できる新スマートフォンアプリ「MEWVER」β版 2022年12月1日(木)一般公開!

創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人の設立方法を徹底解説|手続きの流れ・必要書類・費用・メリットなど
法人成りとは?個人事業主が法人化するメリット・デメリットや手続きを徹底解説!
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり

便利なサービスの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

商用EV車両の製造・販売を行う「EVモーターズ・ジャパン」が2億円調達
2023年2月22日、株式会社EVモーターズ・ジャパンは、合計2億円の資金調達を行うことを決定したことを発表しました。 引受先は、消防車両のリーディングカンパニーの株式会社モリタホールディングスです。…
宇宙用汎用作業ロボット開発の「GITAI Japan」が18億円調達
2021年3月1日、GITAI Japan株式会社は、総額18億円の資金調達を実施したことを発表しました。 宇宙用汎用作業ロボットを開発しています。 このロボットは、宇宙ステーション船内外の作業や、軌…
「Monozukuri Ventures」が超小型IoT/ウェアラブルモジュールを開発する「16Lab」に出資
2022年6月27日、株式会社Monozukuri Venturesは、株式会社16Labに出資したことを発表しました。 16Labは、指輪サイズに収まるような小型IoT/ウェアラブルモジュールを開発…
空間音響技術「Re:Sense」を提供する「クレプシードラ」が1.5億円調達
2024年4月19日、クレプシードラ株式会社は、総額1億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 クレプシードラは、空間音響技術「Re:Sense(リセンス)」や、音声プラットフォーム「…
無料でインドネシア・シンガポールなどASEANの主要なECモールに出品できるECプラットフォーム「ECインスタント」がリリース
2020年9月8日、株式会社イー・エージェンシーは、「ECインスタント」を開始したことを発表しました。 「ECインスタント」は、10商品(SKU)まで無料で商品登録でき、販売から在庫管理まで販売手数料…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集