注目のスタートアップ

データベース操作環境ソフトウェアなどを展開する「ディビイ」が資金調達

company

2022年12月1日、株式会社ディビイは、合同会社MAFを割当先として、第三者割当による株式を発行し、1,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

ディビイは、データ活用基盤「PreRobo(プレロボ)」や、製薬会社向け文書のQCチェックツール「rodanius for Pharma」、AIを搭載した検索システム「rodanius for Knowledge」、「PreRobo」の設計・開発ノウハウを活かしたデータ活用基盤整備ソリューションなどを提供しています。

今回の資金は、上場に向けた内部体制整備や、開発費、人件費などに充当します。

経済産業省は、日本のDX(デジタルトランスフォーメーション)が実現できなかった場合、2025年以降、最大で12兆円/年の経済損失が生じる可能性を指摘しています。これを2025年の崖と呼びます。

DXとは、テクノロジーとデータの活用により、企業活動を根本的に変革することを指します。単なるデジタル化ではないことに注意が必要です。

クラウドサービスやIoTなどによる業務効率化は比較的導入効果がわかりやすく、その効果自体も大きいことからさまざまな企業・組織への導入が進んでいます。

一方で、DXを実現するにはこうしたデジタル化による業務効率化だけでなく、デジタル化によって得られるデータをどう活用するかといったことも重要な視点です。

しかし多くの企業ではデータを分析・活用するための基盤がないこと、データを扱う人材がいないことなどが課題となっており、本質的なDXが進んでいないという状況にあります。

ディビイは、こうしたデータ活用の課題を解決するため、データの蓄積・加工・分析・出力までを行える統合データ活用基盤「PreRobo」や、各種ソリューションを提供しています。

さまざまな企業がデジタル化を推進する時代において企業を成長させるためには、自社に最適なテクノロジーやシステムを導入・活用することが重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ PreRobo rodanius for Knowledge rodanius for Pharma データ データベース データ活用 ディビイ プレロボ 株式会社 活用 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

外国人材に特化した職業マッチングプラットフォームを手がける「ジャパンキャリア」が4000万円調達
2024年11月19日、株式会社ジャパンキャリアは、総額4000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ジャパンキャリアは、外国籍の人材に特化した職業マッチングプラットフォーム「JapanCar…
バトルロイヤルTPSゲーム『Fortnite』に特化したメタバース制作スタジオ「NEIGHBOR」が資金調達
2022年12月6日、株式会社NEIGHBORは、資金調達を実施したことを発表しました。 NEIGHBORは、バトルロイヤルTPSゲーム『Fortnite(フォートナイト)』上にメタバース空間を制作す…
ドローンなどのロボティクス技術により社会インフラ領域のDXを支援する「センシンロボティクス」が22.5億円調達
2023年11月1日、株式会社センシンロボティクスは、総額約22億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 センシンロボティクスは、社会/産業インフラの設備点検、災害被害状況把握などの防…
宇宙ベンチャーの「Space BD」が3.8億円調達
2019年10月21日、Space BD株式会社は、総額3億8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 宇宙ベンチャーとして、商業的なアプローチにより宇宙産業の発展への貢献を目指しています…
ハイスキルフリーランスに特化した完全審査制プラットフォーム「Sollective」などを展開する「ソレクティブ」が資金調達
2023年8月8日、株式会社ソレクティブは、資金調達を実施したことを発表しました。 これは、グローバルベンチャーキャピタルAntler(本社:シンガポール)の日本法人であるAntler株式会社を通じた…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集