注目のスタートアップ

不動産テックの「GATESグループ」と画像認識プラットフォーム「AIZE」などを展開する「トリプルアイズ」が資本業務提携

company

2022年12月2日、株式会社トリプルアイズは、GATES GROUP株式会社と、その子会社であるGATES株式会社と、3社間で資本業務提携契約を締結したことを発表しました。

トリプルアイズは、画像認識プラットフォーム「AIZE」や、システムインテグレーション事業、AI導入コンサルティングサービスなどを展開しています。

GATESは、不動産投資ワンストップサービスや、投資用ワンルームマンション売却サービス、不動産投資クラウドファンディング、有料人材紹介事業を展開する不動産テック企業です。

今回のトリプルアイズとGATESは、グループとの資本業務提携により、GATESが保有するビッグデータをもとに、まずは不動産売却領域における仕入れ・購入領域のAI化などに着手します。

また、顧客の属性や指向性のデータベースとAIによる需要予測をもとに、GATESが一定の収入層に対してインテリアや保険といった不動産以外のサービス提案を展開していく際の支援も予定しています。

コンピューターの計算能力の向上により、機械学習が進歩しAIは急速な発展を遂げました。

現在AIはさまざまな領域で活用されており、ビジネスの高度化・業務効率化にとって重要な技術へと成長しています。

AIはこれまでコンピューターが扱うことが難しかった、テキスト・画像・音声など非構造化データと呼ばれるデータの高度な分析・解析を可能にしました。

とくに画像認識は、カメラというありふれた機械でありながら、さまざまなデータの取得や解析ができることが特徴的です。

画像認識は応用範囲が広く、工場における製品・部品の不具合検出、防犯カメラにおける不審者・異常行動の検知、交通量調査、スポーツにおける動作解析など、さまざまな領域で効率化や革新をもたらしています。

不動産の領域では顔認証技術が高い注目を集めています。

たとえばマンションの入退出・宅配物の受け取りを顔認証にすれば大幅なセキュリティの向上と、管理者側の負担軽減を実現できるでしょう。

AIといった最新技術は業務効率化にとって欠かせない技術となってきました。創業期はなにもない状態からはじまるため、最新のシステムを導入するのにうってつけです。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備について詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ AI AIZE GATES GATES GROUP トリプルアイズ プラットフォーム 不動産テック 株式会社 画像認識 資本業務提携
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

空間の価値を最大化するソリューション「StayX」を提供する「matsuri technologies」が13.4億円調達
2024年6月13日、matsuri technologies株式会社は、総額13億4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 matsuri technologiesは、ソフトウェアを主…
AI活用プラットフォーム「MatrixFlow」において最適な入力の組み合わせを逆算する「OptFlow」がリリース
2022年5月17日、株式会社MatrixFlowは、新サービス「OptFlow」を「MatrixFlow」上で提供開始したことを発表しました。 MatrixFlowは、ビジネスのためのAI活用プラッ…
社内向けAIチャット・ボット提供の「ジェナ」とワークフロー・システム「AgileWorks」など提供の「エイトレッド」が業務提携
2020年10月7日、株式会社ジェナは、株式会社エイトレッドと、業務提携したことを発表しました。 ジェナは、社内向けAIチャット・ボット・サービス「hitTO(ヒット)」を提供しています。 エイトレッ…
テスト自動化アプリ「MLET.Ⅱ」を展開する「アミフィアブル」が4億円調達
2023年9月21日、アミフィアブル株式会社は、総額4億円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、シンプレクス株式会社とINTLOOP株式会社です。 アミフィアブルは、テスト工程自動化アプ…
ペットシッターサービス「Sewakl」やペット見守りサービス「ペットレコ」などを展開する「ラニマル」が1.4億円調達
2022年10月24日、株式会社ラニマルは、総額約1億4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ラニマルは、ペットシッターサービス「Sewakl(セワクル)」や、ウェディングペットシッタ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集