創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2022年12月2日自社ブランドの立ち上げ・育成や共創型M&Aを展開する「MOON-X」が34億円調達
2022年12月1日、MOON-X株式会社は、総額34億円の資金調達を実施したことを発表しました。
MOON-Xは、自社ブランド事業、他社ブランドの成長支援・DX支援事業、共創型M&A事業を展開しています。
ブランドとしては、クラフトビール「CRAFT X」、男性用スキンケアブランド「SKIN X」、女性用スキンケアブランド「BITOKA」、レザーブランド「NEESE」、名刺入れブランド「Roffal」、ベビー&マタニティブランド「kerätä」を展開しています。
MOON-Xが展開する共創型M&Aは、従来のM&Aとは異なり、互いの強みを持ち寄り、ブランド価値の向上や企業の成長を一緒になって目指す仕組みです。
今回の資金は、さらなる共創型M&Aの推進と、それを支える人材の採用加速に充当します。
—
アイデアや技術があり0→1を生み出せるものの、人材や資金などのリソースが不足しているため1→10にすることができないというEC事業者・D2Cブランドが数多く存在しています。
EC事業は多様なスキルや複雑な運営が求められるため、小規模なブランドはその成長スピードに企業の規模が追いつかず、適切に成長させられないという課題を抱えていることがあります。
この課題を解決するため、近年EC事業やD2Cブランドを、資金・人材・ノウハウを持った企業が買い取り、大きく成長させるというビジネスモデルが注目を集めています。
たとえば、米国のThrasio社は、Amazonで成功しているニッチなD2Cブランドを買い取り、テクノロジーと独自のECノウハウを活用して効率的に成長させるというビジネスモデルを展開し、わずか2年でユニコーンの仲間入りを果たしました。
MOON-Xは、さまざまなEC事業の成長を、共創型M&Aや他社支援などによって支援しています。今回の大型の資金調達によりどのようなブランドを成長させていくのか注目が必要です。
コロナ禍によってEC事業は多くの企業にとって重要な取り組みとなりました。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、ECサイトの構築ノウハウや、ECプラットフォームの選び方について詳しく解説しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | BITOKA CRAFT X DX EC kerätä M&A MOON-X NEESE Roffal SKIN X クラフト・ビール ケラッタ スキンケア ブランド ものづくり 共創 共創型M&A 成長支援 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2021年5月18日、株式会社SECAI MARCHEは、総額1億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 生産者と消費者をダイレクトにつなぐ東南アジア産直ECプラットフォーム「SECA…
2024年4月30日、ユナイテッド株式会社は、Habitat株式会社に出資したことを発表しました。 Habitatは、温浴施設向けDXツール「habitat」とトレーラーサウナ事業を展開しています。 …
2022年4月8日、OniGO株式会社は、総額7億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 OniGOは、10分で食料品や日用品を届ける宅配スーパー「OniGO」を運営しています。 実店…
2022年12月23日、株式会社レスタスは、総額10億円の資金調達を実施したことを発表しました。 レスタスは、カスタムオーダーメイド品のプラットフォーム「レスタス」を運営しています。 注文から原稿作成…
2023年9月6日、プライムバリュー株式会社は、総額1億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 プライムバリューは、自治体と協定企業をつなぐ防災DXサービス「B-order」シリーズを…
大久保の視点
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…