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2022年11月16日「スマート農業の全国展開に向けた導入支援事業のうち農業支援サービス導入タイプ」補助金

農林水産省は、令和3年度「スマート農業の全国展開に向けた導入支援事業のうち農業支援サービス導入タイプ」の第5次公募について発表しました。
ポストコロナを見据え、国産農林水産物の需要増加への対応等を進めるため、生産性向上に資するスマート農業技術の全国展開に向けて、農業支援サービス事業体が行う技術導入や、農業者等が行うスマート機械等の共同購入・共同利用、営農条件に合せた機械のカスタマイズなどの取り組みに補助金を交付します。
「農業支援サービス導入タイプ」
・対象者: 農業支援サービス事業者
・補助金:最大1,500万円・経費の2/3以内
「一括発注タイプ」
・対象者:農業者の組織する団体(コンソーシアムなど)、農業者、農業者の組織する団体
・補助金:最大1,500万円・経費の2/3以内
「申請締め切り」
・2022年12月2日(金曜日)23時59分まで
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国内の農業は、少子化や後継者不足による人手不足、高齢化による生産性の低下、中山間地区が多いことによる過酷な環境、近年の気候変動など、さまざまな課題を抱えています。
農業ではこれらの課題解決のため、テクノロジーを活用したスマート農業の取り組みが進んでいます。
すでに農業用ドローンや、農地を管理するセンサー、収穫支援ロボットなどを導入している農家の事例も多く確認できます。
しかしテクノロジーに詳しくない、上手く使いこなせないという農業経営者も多く、スマート農業による生産性向上を広く実現するには、農業におけるテクノロジー活用を支援する事業者やサービスが必要です。
近年は、農業支援サービスとして、ドローンを活用した農薬散布サービス、農地把握サービス、リモートセンシングの導入支援サービスなどを展開する事業者が増えています。
「スマート農業の全国展開に向けた導入支援事業のうち農業支援サービス導入タイプ」は、このような事業者の機械導入を支援する補助金です。
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