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食品製造プラットフォーム「FOOVEST」を運営する「ukka」が2.9億円調達

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2022年11月15日、株式会社ukkaは、総額2億9,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

ukkaは、食品製造プラットフォーム「FOOVEST」を運営しています。

産地食材の加工原料をワンストップで手配できる食品製造・加工プラットフォームです。

全国の産地や加工会社をネットワーク化することで、効率的なパートナーの提案を実現しています。

商品開拓・加工メーカーとのやりとり・発注・請求管理など、すべての工程において専門スタッフが支援しています。

また、2022年3月からは、食品小売企業向けに、独自データベースから最適な商品企画を提案し、製造までをワンストップで行う「FOOVEST リテールパートナーシップ」サービスを開始しています。

大手スーパーマーケットやコンビニエンスストアと積極的にプライベートブランド商品や留型商品​の開発を行っています。

今回の資金は、人材採用やプロダクト開発の強化に充当します。

プライベートブランドは、小売業など本来は商品の企画・開発に携わらない事業者が主体となって企画・開発・販売を行う商品のことです。

顧客にもっとも近い存在である小売だからこそできる、顧客のニーズを反映した商品や、広告・物流コストを抑えることで利益率の高い商品を販売できることがメリットです。

現在は、イオン、セブンイレブン・イトーヨーカドー、西友、ライフなど、さまざまな小売店がプライベートブランドを展開しています。

プライベートブランド商品の製造・加工を手掛けるメーカーとしては、自社ブランドとしての認知拡大を図ることはあまりできないものの、広告費がかからないことや、返品されることがない(在庫リスクがない)ことがメリットとなっています。

スーパーマーケットなどの食品小売業界では、大手企業による出店合戦がくり広げられており、その商圏において顧客に訴求するには、独自の商品を提供することが必要であり、プライベートブランド戦略が重要視されている理由のひとつとなっています。

近年はSDGsの推進や健康志向の高まりなどもあり、これまでと大きく異なる商品企画が必要となっています。こういった状況において「FOOVEST」がどのように成長していくのか注目が必要です。

人手不足やコロナ禍による消費行動の変化に対応するため、さまざまな業界でDX(デジタルトランスフォーメーション)が求められています。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。

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カテゴリ 有望企業
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