注目のスタートアップ

ロイヤル顧客プラットフォーム「coorum」を提供する「Asobica」が3.6億円調達

company

2022年11月11日、株式会社Asobicaは、デットファイナンスにより総額3億6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

Asobicaは、ロイヤル顧客プラットフォーム「coorum(コーラム)」を提供しています。

コミュニティを軸に、収益貢献が高いロイヤル顧客と直接繋がれるプラットフォームです。

ロイヤル顧客に関するデータの収集・統合から、ロイヤル顧客を増加させるための施策の実行までをワンストップで実行できます。

また、外部のMA・SFA・CRMなどと連携してさらに多様なデータを取得し、「coorum」内で取得したデータと合わせて分析することで、CX最適化やマーケティングなどに活用することができます。

今回の資金は、「coorum」の事業拡大のための施策に充当します。

ロイヤル顧客(ロイヤルカスタマー)とは、商品・サービス・企業に愛着心を持っている顧客のことです。ファンのような存在であるともいえます。

ロイヤル顧客は優良顧客と同じように、商品・サービスの購入・利用回数が多く、企業の売上に大きく貢献しています。優良顧客と違う点は、優良顧客がより魅力的な商品・サービス・企業を見つけた場合に乗り換えてしまうことが多いのに対し、ロイヤル顧客は商品・サービス・企業に強い愛着があるため乗り換えることがないという点です。

さらに自らSNS・ブログなどで商品・サービス・企業の良さを発信してくれるため、売上・マーケティングともに重要な存在です。

しかし、ロイヤル顧客の判断のためには、これまでマーケティングで利用してきたLTVなどの指標やRFM分析では難しく、アンケートの実施や、SNSの分析、コミュニティの運営などが必要となり、専用のツールが求められます。

プロダクトの販売のためにはPRやマーケティングが重要です。とくにSNSマーケティングやファンマーケティングはリアルな顧客の声を聞けることが大きなメリットです。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期でも行えるネットを活用したPRノウハウについて詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ Asobica coorum LTV カスタマーサクセス コーラム ファンマーケティング プラットフォーム マーケティング ロイヤル顧客 株式会社 顧客
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

ベトナム人を中心としたITエンジニアを活用したラボ型開発事業を展開する「freecracy」がITエンジニア向けエージェントサービスなどを展開する「NKC ASIA」と資本業務提携
2022年9月28日、freecracy株式会社は、株式会社NKC ASIAと、資本業務提携契約を締結することを発表しました。 freecracyは、ベトナム人を中心とした50万人のエンジニアデータベ…
プラントベースドフード製造の垂直統合システムを開発する「ディッシュウィル」が資金調達
2023年11月30日、株式会社ディッシュウィルは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、独立系シードVCであるHAKOBUNEと、TPR株式会社です。 ディッシュウィルは、コンテナファー…
企業の新規事業・研究開発に特化したテクノロジーリサーチ「Memory AI」を提供する「MEMORY LAB」が9,000万円調達
2024年1月24日、株式会社MEMORY LABは、総額約9,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 MEMORY LABは、企業の新規事業・研究開発に特化したテクノロジーリサーチ「Me…
大企業IT企画向けAI共創型エグゼキューションサービスを提供する「Entaar」が1.5億円調達
2025年9月29日、株式会社Entaarは、1億5000万円の資金調達を発表しました。 Entaarは、大企業IT企画向けAI共創型エグゼキューションサービスを提供しています。 EntaarのITエ…
食事・運動・体重管理アプリケーション「カロミル」を提供する「ライフログテクノロジー」と「ハウス食品グループ本社」が資本業務提携
2023年3月29日、ライフログテクノロジー株式会社は、ハウス食品グループ本社株式会社と、資本業務提携を締結したことを発表しました。 ライフログテクノロジーは、食事・運動・体重管理アプリケーション「カ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集