注目のスタートアップ

次世代型BtoBコマースプラットフォームを開発する「goooods」が5.4億円調達

company

2022年9月28日、goooods株式会社は、日米の投資家・エンジェル投資家から、総額約5億4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

goooodsは、取引先発見・与信管理・債権回収をオールインワンで行う、次世代型BtoBコマースプラットフォーム「goooods」を開発・運営しています。

未だ構造化されていない卸売(BtoBtoC)市場における取引プロセス・データについて、デジタル広告など他分野において成熟している機械学習技術を応用することで生産性を向上することを目指しています。

これにより、成長を目指すスモールブランドにとって障壁となる従来の商習慣を刷新し、BtoB取引に参加できるブランドを増加させることを目指しています。

初めて仕入れるブランドとの取引は30日感は完全返品自由であるため、リスクなく新たなブランドと取引が可能です。これによりブランド側も取引先の開拓が容易になります。

スモールブランドとは、個人や小規模事業者が展開するブランドのことです。

スマートフォンの普及によって個人と個人がつながれるようになったり、個人が広く情報発信をできるようになったりしたことにより、クリエイターなど個人が手掛けるブランドも増えてきました。

一方でこうしたブランドは、リソースや販路拡大ノウハウのなさなどから、自身が使っているプラットフォーム(ハンドメイドサイト・フリマサイト・ECプラットフォームなど)で、生産から販売までを手掛けていることがほとんどです。

個人のブランドは商品を自宅に保管している場合も多く、その在庫の扱いについても課題を抱えています。

しかしスモールブランドは、営業・ネットワーク・マーケティングのリソースやノウハウが不足しているため、取引先(卸売先)を開拓できずにいます。

たとえば、卸売先を開拓する一般的な方法としては、テレアポや、商談会、仕入れサイトなどがあります。

さらにこれらの方法は、非効率的な業務と信用において課題を抱えています。

goooodsはスモールブランドが抱えるこの課題を解決するため、BtoBコマースプラットフォーム「goooods」を開発・運営しています。

企業の利益を最大化させるにはテクノロジーの活用が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB EC ブランド 卸売 取引 株式会社 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

メタバース「MEs」開発の「O株式会社」が150万ドル調達
2022年7月6日、O株式会社は、総額150万ドル(約2億円)の資金調達を実施したことを発表しました。 O(オー)は、アーティスト同士がつながり、アイデアを創発しながらクリエイションできるメタバース「…
電子書籍を主体とする出版スタートアップ「BookBase」が2.5億円調達
2024年10月1日、株式会社BookBaseは、総額2億5000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 本ラウンドにおいては、最大2.94億円の資金調達を目指しており、セカンドクローズに向けた…
購入型クラウドファンディングなどを展開する「CAMPFIRE」が10.6億円調達
2023年3月1日、株式会社CAMPFIREは、総額10億6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 CAMPFIREは、購入型クラウドファンディング「CAMPFIRE」や、ソーシャルグッ…
不動産賃貸契約に特化した中小企業向け電子契約サービス「PICKFORM」がリリース
2022年5月18日、株式会社PICKは、「PICKFORM(ピックフォーム)」を開発し、2022年18日からサービスを開始したことを発表しました。 「PICKFORM」は、不動産賃貸契約に特化した、…
AI技術を活かしたソリューションを提供する「パルシベイト」が2000万円調達
2025年1月30日、株式会社パルシベイトは、2000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 パルシベイトは、生成AIを含むAI技術を活用した実用的なソリューションを設計・開発するほか、コンサル…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集