注目のスタートアップ

VTuber事業やメタバースマーケティング事業を展開する「Brave group」が「マイナビ」と資本業務提携

company

2022年9月9日、株式会社Brave groupは、株式会社マイナビと、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。

Brave groupは、グループ会社を通じ、バーチャルIP事業や、メタバースマーケティング事業、eスポーツ事業を展開しています。

バーチャルIP事業では、バーチャルミュージックプロダクション「RIOT MUSIC」、eスポーツ系VTuberグループ「ぶいすぽっ!」、バーチャルアイドルプロジェクト「Palette Project」、VTuber集団「あおぎり高校」、多言語VTuberプロジェクト「MUGEN LIVE」を展開しています。

「ぶいすぽっ!」を運営する株式会社バーチャルエンターテイメント、「Palette Project」を運営するMateReal株式会社とは、2022年6月7日にM&Aによる経営統合を実施したことを発表しており、これによるグループ経営体制に移行しています。

メタバースマーケティング事業(株式会社MetaLab)では、メタバース構築に必要な標準機能と専門機能を搭載したメタバース開発エンジン「Brave Engine」を基盤に、企業のメタバース進出を支援しています。

今回の提携により、マイナビのサービスにおけるBrave groupのIP活用や、共同での事業開発によりマイナビのクライアントへのサービスの導入、マイナビのメタバース領域におけるビジネス展開でBrave groupがグランドデザインの選定から支援します。

2021年10月28日、Facebookは、メタバース事業に注力する姿勢を示し、社名をMeta(メタ)に変更しました。この出来事をきっかけにメタバースは世界中で一気にバズワードとなりました。

メタバース(Metaverse)とは、大雑把にいえばインターネット上に構築された仮想空間のことを指します。

通常の仮想空間よりも大規模で自由度が高いことを特徴としています。

メタバースはビジネスにおいてもすでに活用されており、大規模な商談会や、ライブエンターテインメントなどの例があります。

また、エンターテインメントの領域ですでに数多くのメタバースが誕生しており、そこから派生する形でアバター(自身の分身となる3Dモデル)の売買やカスタマイズなどメタバース特有の文化・経済圏も生まれています。

VRデバイスの低廉化・普及、5Gの社会実装が進むことでメタバースはさらに多くの人がアクセスできるようになり、人間の新たな活動空間として拡大していくことが予測されています。

Brave groupとマイナビの連携により、どのようなメタバース事業が展開されるのか注目が必要です。

他社との提携や協業は、収益を伸ばすだけでなく、新たなイノベーションにもつながることがあります。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、人脈を広げる方法や、商工会議所の活用方法など、販路拡大や提携先をみつけるためのノウハウについて詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ Brave group eスポーツ IP MateReal Palette Project RIOT MUSIC VTuber バーチャル ぶいすぽっ! マーケティング マイナビ メタバース 株式会社 資本業務提携
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年版】補助金・助成金を活用しよう!起業・創業・開業に役立つ14選の制度
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説
事業計画書の書き方とは?18ステップごとにわかりやすく解説!
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
普通の人が起業するには。起業の成功に大切な5ステップを創業手帳・代表の大久保が解説!

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

アパレル向け業務一括管理クラウドを提供する「L-DX」と「ピアズ」が資本業務提携
2023年4月14日、株式会社ピアズは、L-DX株式会社と、資本業務提携したことを発表しました。 L-DXは、アパレル業界向けオールインワンクラウドシステム「L-DX(エルディーエックス)」を提供して…
NFT導入パッケージ「Spize+」を展開する「テコテック」が地図データ・位置情報ソリューションを展開する「ジオテクノロジーズ」と資本業務提携
2022年9月12日、株式会社テコテックは、ジオテクノロジーズ株式会社と、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 テコテックは、ブロックチェーン事業や、NFT特化型SaaS「Spize」、NF…
訪問看護・介護の訪問スケジュールを自動作成するクラウドサービス「ZEST」などを提供する「ゼスト」が1億円調達
2024年3月12日、株式会社ゼストは、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 ゼストは、訪問看護・介護の訪問スケジュールを自動作成するクラウドサービス「ZEST SCHEDULE」や、訪…
核酸医薬品の実用化を目指す「ルクサナバイオテク」が12.2億円調達
2021年12月16日、ルクサナバイオテク株式会社は、総額12億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 大阪大学で蓄積された核酸化学技術を基礎とし、安全かつ効果的な核酸医薬品の実用化を…
小売・商業施設のDX支援を手掛ける「COUNTERWORKS」が6.5億円調達
2020年7月14日、株式会社COUNTERWORKSは、総額6億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 小売・商業施設のDX支援を手掛けています。 具体的には、短期貸し店舗やイベント…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集