注目のスタートアップ

バーチャルオフィスなどで活用できるバーチャル空間サービスを開発・提供する「oVice」が45億円調達

company

2022年8月31日、oVice株式会社は、総額45億円の資金調達を実施したことを発表しました。

oViceは、バーチャル空間サービス「oVice」を開発・提供しています。

見下ろし型の平面の空間にアイコンをアバターとして参加し、空間を自由に移動してほかの参加者と簡単にコミュニケーションをとることができるバーチャル空間を提供しています。

周辺・チームの状況を視覚的に把握できること、直感的に会話を開始できることなどを特徴としており、バーチャルオフィスやイベントスペースなどさまざまな用途で利用されています。

今回の資金は、ハイブリッドソリューションを含めたプロダクト強化、アメリカなどを中心とした海外展開、人材採用の強化、マーケティング活動に充当します。

コロナ禍により企業では急激にテレワークが普及しました。

テレワーク環境を構築するための準備時間を充分にとれなかった企業も多く、コロナ禍でのテレワーク環境ではさまざまな問題が生じました。

とくにコミュニケーションの問題は多くの企業を悩ませています。

従来の現実空間のオフィスならば、仕事仲間がどこで何をしているのかすぐに把握することができます。状況を見て話しかけるタイミングを窺うことも可能です。

しかしテレワーク環境では、チャットツールによるテキストコミュニケーションや、ビデオ会議などの動画・音声によるコミュニケーションが基本です。

チャットツールの通知が常に鳴っていると集中力が阻害されてしまい生産性が落ちてしまいます。

また、ビデオ会議は、複数人が同時に話すことが困難であるほか、回線の品質によっては会話・映像が途切れてしまうため、快適なコミュニケーションができないこともあります。

そこでテレワーク環境では、現実のオフィスと同じような感覚でコミュニケーションがとれるツールが求められました。

「oVice」は、こうしたテレワーク環境におけるコミュニケーションの課題解決を目指したサービスであり、その手軽さと便利さからシェアを伸ばしています。

テレワークをはじめるには、Web会議ツールやコラボレーションツールなどの導入が必要となります。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「リモートワーク手帳」では、リモートワークをはじめるために必要なものや、快適なリモートワーク環境を実現するツールについて詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ oVice アバター イベント コミュニケーション サービス スペース チーム テレワーク バーチャルオフィス バーチャル空間 ハイブリッドワーク 会話 株式会社 空間 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
事業計画書の書き方とは?18ステップごとにわかりやすく解説!
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

Honda発スタートアップ「Ashirase」 視覚障害者向け靴装着型IoTデバイス/ナビゲーションアプリを開発中
株式会社Ashiraseは、靴装着型IoTデバイス及びナビゲーションアプリを開発しています。 Ashiraseは、本田技研工業株式会社(Honda)の新事業創出プログラム「IGNITION」発の第1号…
海事産業のDXを目指す「Marindows」と「ソフトバンク」が資本・業務提携
2022年7月26日、Marindows株式会社は、ソフトバンク株式会社と、資本・業務提携契約を締結したことを発表しました。 Marindowsは、海洋統合デジタルプラットフォーム「Marindows…
ウェルビーイングの現状の可視化と改善を支援する「ポケットセラピスト」などを提供する「バックテック」が4億円調達
2022年10月24日、株式会社バックテックは、総額4億円の資金調達を実施したことを発表しました。 バックテックは、医学的根拠にもとづき組織・社員ウェルビーイングを実現するプラットフォーム「ポケットセ…
福利厚生ペイメントサービス「FUKUPE」展開の「ADVASA」が累計20億円調達
2022年4月1日、株式会社ADVASAは、累計20億円の資金調達を実施したことを発表しました。 ADVASAは、福利厚生ペイメントサービス「FUKUPE(フクペ)」を展開しています。 労働者の日々の…
調剤薬局・零売薬局・訪問看護などを展開する「GOOD AID」が2億円調達
2021年8月11日、GOOD AID株式会社は、総額約2億円の資金調達を実施したことを発表しました。 調剤薬局「おだいじに薬局」や、零売薬局チェーン「セルフケア薬局」、訪問看護・訪問リハビリ事業「お…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集