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メールや複数のチャットツールを統合管理できるWebサービスを開発する「Zenmetry」が資金調達

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2022年8月26日、株式会社Zenmetryは、資金調達を実施したことを発表しました。

Zenmetryは、メール・複数チャットツール・ワークスペース・チャンネルを統合的に管理できるWebサービス「ゼンメトリー」を開発しています。

それぞれの独自機能を統合し、1件あたりのメッセージ処理時間と通知頻度を低減します。

「ゼンメトリー」のβ版は、代表の長友好江氏がプログラミングを学んだ、起業家・エンジニア養成スクールG’s ACADEMYが主催する、2022年2月の卒業制作デモデイ「GLOBAL GEEK AUDITION」で、優勝とオーディエンス賞の2つの賞を受賞しています。

現在、β版テストの開発を進めています。

ビジネスでは、社内や取引相手とのコミュニケーションのため、Eメール、チャットツール、ビデオ会議システムなどさまざまなツールを使い分けています。

業務連絡やスケジュール調整などのスムーズなコミュニケーションは生産性に直結します。

一方で、9割以上の企業で主なコミュニケーション手段として利用されているメールについては、ひっきりなしに届くメールのチェック・処理により作業が分断され、集中力が低下し、生産性が低下してしまうことがわかっています。

さらにメールは、過去の会話を遡って確認することに労力がかかること、内容の転送によってやり取りが混乱してしまうことなどの課題を抱えています。

こういったメールの課題を解決するため、企業では社内コミュニケーションのためにSlackなどのビジネスチャットを導入することも増えています。

しかし、メールやビジネスチャットなどにコミュニケーションが分散されることで、さまざまなアプリケーションを行ったり来たりしなくてはならないという課題も新たに生じています。

ゼンメトリーのWebサービスの詳細はまだ明らかになっていませんが、こうしたビジネスにおけるコミュニケーションの課題を解決するものになると考えられます。

株式会社Zenmetryのコメント

このニュースを受けまして、株式会社Zenmetry 代表取締役 長友好江氏よりコメントが届きました。

・今回の資金調達の目的は何ですか?

PMFに向けた開発・検証費用に充当いたします。

・今後の展望を教えてください。

β版の検証後、グローバルリリースに向けた開発を進める予定です。

・読者へのメッセージをお願いします。

外資系IT企業での開発・導入経験を活かし、世界を目指していきますので、ぜひ応援よろしくお願いします。

既存のシステムがある場合、新たなシステムを導入する際にはコストがかかります。しかし創業期はなにも導入されていないまっさらな状態なため、最新のシステムを導入するのにうってつけです。「冊子版創業手帳」では、社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
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