注目のスタートアップ

オンラインカタログギフトや法人向けギフトサービス「3X’s ticket」などを展開する「ギフトパッド」が10億円調達

company

2022年8月17日、株式会社ギフトパッドは、総額10億円の資金調達を実施したことを発表しました。

ギフトパッドは、セールスプロモーションや株主優待などさまざまに活用できる法人向けオンラインギフトサービス「3X’s ticket(サンクスチケット)」や、オンラインカタログギフトのセレクトショップ「GiftPad(ギフトパッド)」、サブスクリプション方式の販促ツールサービス「Ticket Button」、自治体向けクーポンシステム「Premium Coupon」、地方創生事業「みやげっと」「シオクル」、ギフトプラットフォームを軸としたDX支援事業などを展開しています。

今回の資金は、企業との連携やマーケティングの強化、関連機能の拡充によるサービスの機能拡充などに充当します。

カタログギフトは、贈られた人が自分の好きな品物を選ぶことができるため、昔から人気のギフトのひとつです。

ギフトを贈る側としても相手に合うギフトを選ぶ手間がないため、カジュアルにギフトを贈る際に重宝されています。

企業では一度に多数の人にギフトを贈ることがあるため、カタログギフトはよく利用されています。

近年は、カタログサイトにログインするためのIDとパスワードが記載されているカード式のカタログギフトも増えています。

カタログギフトは冊子がかさばることや製造コストがかかることがデメリットでしたが、カード式であればそういったデメリットが解消されます。

また、ネットショッピングと同じ要領でギフトを注文できるため、利便性が高いこともメリットのひとつです。

さらに近年はSNSなどで知り合った人にギフトを贈りたいという需要に応えるため、オンライン完結でお互いの住所や氏名を隠したままでもギフトを贈ることができるeギフトといったサービスも登場しています。

eギフトはカード式のカタログギフトよりもさらにコストがかからないため、企業におけるキャンペーンなどでも活用されています。

こうしたキャンペーンはSNSやWebを中心として行われることになるため、デジタルマーケティングと併せて実施し、顧客情報の収集やファンの育成などを行えることが特徴的です。

ギフトは企業におけるプロモーションや顧客との信頼関係の構築に役立ちます。またギフト以外にも、ノベルティの作成も企業イメージの向上などにおいて有効です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、代表的なノベルティや作成ノウハウについて解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ 3X’s ticket DX支援 PR オンライン カタログ ギフト ギフトパッド サンクスチケット ノベルティ プロモーション 株式会社 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

医療施設向け診療支援システム「スマートリハ」を開発する「INTEP」が資金調達
2024年10月1日、株式会社INTEPは、資金調達を実施したことを発表しました。 INTEPは、医療施設向け診療支援システム「スマートリハ」の開発や、⾝体機能レコードシステム「FG-001」の開発・…
発芽大豆由来の植物肉「ミラクルミート」開発・製造の「DAIZ」が18.5億円調達
2021年4月19日、DAIZ株式会社は、総額18億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 これは、2021年3月25日に発表した農林中央金庫からの出資も含まれています。 DAIZは、…
宇宙バイオ実験サービスを開発する「IDDK」が2.4億円調達
2023年12月4日、株式会社IDDKは、総額2億4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 IDDKは、光学技術と半導体技術の融合により従来の顕微鏡とは全く異なる原理の革新的な顕微観察技…
カメラのサブスクリプションサービス「GooPass」展開の「カメラブ」が10億円調達
2022年1月31日、カメラブ株式会社は、総額10億円超の資金調達を実施したことを発表しました。 カメラ機材のサブスクリプションサービス「GooPas(グーパス)」や、カメラのWebメディア「#Goo…
CtoCビジネスに必要な機能を提供するプラットフォーム「C2Cプラットフォーム」を展開する「C2C Platform」が5億円調達
2022年8月17日、C2C Platform株式会社は、総額約5億円の資金調達を実施したことを発表しました。 C2C Platformは、ダイレクトマッチング事業(CtoCマッチングサービスなど)を…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集