注目のスタートアップ

英会話学習特化のメタバース「fondi」が1.7億円調達

company

2022年7月27日、株式会社fondiは、総額1億7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

fondiは、英会話学習特化のメタバース「fondi」を開発・提供しています。

世界中の英語学習者とアバターを介したボイスチャットにより実践的な英会話ができる仮想空間(バーチャル空間)です。

2020年5月にアプリを正式リリースし、2022年7月時点で累計インストール数は33万件を超え、海外ユーザー比率は94%を超えています。

これまで仮想空間の基礎となる都市をイメージしたコミュニケーション空間や音声コミュニケーション機能の拡充を行ってきましたが、今後は語学学習・交流のためのコンテンツ・ゲームの開発を強化します。

またトークンエコノミーを構築することで教育コンテンツを軸とした価値の交換の仕組みや、コミュニティに貢献することで無料の学習機会を得られるシステムの実現に挑戦します。

今回の資金は、メタバース開発強化のための人材採用と、グローバルな事業拡大、トークンエコノミーの構築に充当します。

英語話者は世界に約15億人存在するといわれています。

事実上の国際共通語となっており、国内ではビジネスやコミュニケーションのために学習する人もたくさんいます。

一方で、英語は日本語とは文法が大きく異なるため、日本語のネイティブスピーカーが学ぶには比較的難度の高い言語でもあります。

スマートフォンの普及によって語学のハードルは大幅に低くなりましたが、こうした環境にあっても、実際に英語を聞く・話す環境に身をおくことがもっとも実践的で上達が早い学習であるといわれています。

しかし国内では日常的に英語が話されている場所はほとんどないため、スクールに通ったり、英語圏に留学したりする必要があります。

「fondi」は、仮想空間を活用した英会話学習サービスです。仮想空間では気軽に他者とコミュニケーションがとれるため、言語を実践的に学ぶには相性の良いものであると考えられます。

成功できる起業家になるためには、やはり勉強が欠かせません。「冊子版創業手帳」では、成功している起業家のインタビューを多数掲載しています。先人の思考やアイデアを知ることは、新たなビジネスの創造に役立つことでしょう。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ fondi コミュニケーション コミュニティ バーチャル空間 ボイスチャット メタバース 仮想空間 学習 株式会社 英会話 英語 語学 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

IoTセンサーとクラウドサービスを組み合わせた製造業向けDXソリューションを提供する「SIRC」が資金調達
2025年3月3日、株式会社SIRCは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、ヤンマーベンチャーズ株式会社です。 SIRCは、超小型センサ「SIRCデバイス」を活用した各種IoTセンサと、…
偏頭痛治療用アプリや頭痛AI診断などを開発する「ヘッジホッグ・メドテック」が5億円調達
2023年12月1日、株式会社ヘッジホッグ・メドテックは、総額5億円の資金調達を実施したことを発表しました。 ヘッジホッグ・メドテックは、片頭痛治療用アプリや、頭痛AI診断、緊張型頭痛治療用アプリ、P…
保険代理店「プロエージェント」がコロナ禍で困窮する飲食・環境・宿泊・アパレル業の再建を支援する「GROWTH」と提携
2020年9月15日、株式会社プロエージェントは、「GROWTH」と提携したことを発表しました。 プロエージェントは、三井住友海上火災保険株式会社の格付制度で最上位の新特級TGA保険代理店です。 「G…
食事・運動・体重管理アプリケーション「カロミル」を提供する「ライフログテクノロジー」と「ハウス食品グループ本社」が資本業務提携
2023年3月29日、ライフログテクノロジー株式会社は、ハウス食品グループ本社株式会社と、資本業務提携を締結したことを発表しました。 ライフログテクノロジーは、食事・運動・体重管理アプリケーション「カ…
次世代型のドアツードア送迎サービスを展開する「NearMe」が13億円調達
2023年3月8日、株式会社NearMeは、総額約13億円の資金調達を実施したことを発表しました。 NearMeは、ドアツードアの送迎において、独自AIを活用して運行や乗客の相乗りを最大化することで移…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集