Web3開発インフラ「Bunzz」を提供する「LasTrust」がNFTプラットフォーム「LEAD EDGE」を提供する「リードエッジコンサルティング」と業務提携

tips

2022年7月15日、LasTrust株式会社は、株式会社リードエッジコンサルティングと、NFT関連サービスの開発に活用できるスマートコントラクトモジュールを共同開発することで合意したことを発表しました。

また、第1弾として「NFT Minting Site」をBunzzにて近日提供開始することも併せて発表しています。

LasTrustは、DApp開発支援ツール「Bunzz」や、ブロックチェーン証明書発行SaaS「CloudCerts」を展開しています。

DAppを構成する「スマートコントラクト」「フロントエンド(UI)」「バックエンド(サーバー)」のうち、「スマートコントラクト」を容易に開発できるツールです。

リードエッジコンサルティングは、Polygonチェーンの独自コントラクトでNFTを発行できるマーケットプレイス「LEAD EDGE」や、NFTメディア、NFT開発支援事業「LEAD EDGE for Business」などを展開しています。

ブロックチェーンは2008年に発表された比較的新しいテクノロジーで、暗号資産のコア技術として知られています。

ブロックチェーンとは、当事者間の相互通信(P2P)において、その取引の履歴を暗号技術で1本のチェーンとしてつなげていき記録するというデータベース技術です。

特定の管理者(Webサービスを提供する企業など)が存在する中央集権型と違い、非中央集権型のネットワークであるため、サービス終了に伴うデータの消失・利用不可や管理者による検閲などを防げることを特徴としています。

また、理論上データの改竄がほぼ不可能であるため、セキュリティ面でも非常に強固であるといわれています。

このブロックチェーンを活用することで、これまでコピーや改竄が容易だったデジタルデータに、現実と同じモノとしての価値を付与することが可能となります。

これはインターネットにおいては相当大きな技術革新であり、インターネット経済圏の健全な発展のため、ブロックチェーンを活用した非中央集権型のWebであるWeb3が構想されています。

そして、DApp(分散型アプリケーション)とはブロックチェーンを基盤としたアプリのことです。

DAppは、ブロックチェーンを活用することで、従来の中央集権型のアプリが抱える、障害に弱いこと、サービスが終了してしまえば永久に使えなくなってしまうこと、ひとつの企業に個人情報が握られていることなどの課題を解決でき、新たな時代のアプリとしてさまざまなプレイヤーが参入しています。

他社との提携や協業は、ビジネスの拡大や新たなイノベーションを起こすために重要なもののひとつです。「冊子版創業手帳」では、人脈を広げる方法や、商工会議所の活用方法など、販路拡大や提携先をみつけるためのノウハウを詳しく解説しています。

カテゴリ トレンド
関連タグ NFT Web3 インフラ コンサルティング プラットフォーム ブロックチェーン 支援 株式会社 業務提携 開発
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

自治体向けスーパーアプリや本人確認サービスなどを手がける「ポケットサイン」が資金調達
2025年10月31日、ポケットサイン株式会社は、資金調達を発表しました。 これにより累計調達額は21.2億円となりました。 ポケットサインは、自治体向けスーパーアプリ「ポケットサイン」や、公的個人認…
「カウラ」がブロックチェーン利用の個人データ記録管理フレームワークを開発
カウラ株式会社は、「Document Eigen Framework」を開発したことを発表しました。 「Document Eigen Framework(DEF)」は、ブロックチェーン利用のドキュメン…
法人設立手続きがまとめてできる「福岡市開業ワンストップセンター」がオープン
福岡市は、「福岡市開業ワンストップセンター」を国と共同で2019年8月27日にオープンしたことを発表しました。 「福岡市開業ワンストップセンター」は、福岡市が運営する創業相談所「スタートアップカフェ」…
テレビ視聴の注視データを取得する「REVISIO」が2.4億円調達
2023年4月12日、REVISIO株式会社は、総額2億4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 REVISIOは、家庭に人体認識技術を搭載した機器を設置して視聴者のテレビの視聴態度を計…
カジュアル面談プラットフォーム「Meety」が1.9億円調達
2022年3月2日、株式会社Meetyは、総額1億9,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 カジュアル面談プラットフォーム「Meety(ミーティー)」を運営しています。 企業に所属してい…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集