注目のスタートアップ

ビジネスのためのAI活用プラットフォーム提供の「MatrixFlow」が資金調達

company

2022年4月7日、株式会社MatrixFlowは、資金調達を実施したことを発表しました。

MatrixFlowは、ビジネスのためのAI活用プラットフォーム「MatrixFlow」を提供しています。

データサイエンティストでないビジネスパーソンであっても、短期間でAIを構築・運用することができるノーコードのAI活用プラットフォームです。

今回の資金は、カスタマーサクセスの体制強化、「MatrixFlow」の機能向上などに充当される予定です。

最先端技術を活用する企業が増加し、またSDGsなど世界全体の価値観が変革を迎えようとしている中、DX(デジタルトランスフォーメーション)は企業の競争力を向上させるために必須の取り組みであるといわれています。

先端技術の中でも、AIは幅広い領域で活用され、大幅な業務効率化やイノベーションに役立っています。しかしAIは高度な技術であり、その活用のためには専門的な知識を持ったIT人材やデータサイエンティストが必要とされてきました。

しかし、そもそもIT人材自体が不足している状況では、AI人材やデータサイエンティストを獲得することも一苦労です。また、AI人材やデータサイエンティストについても、その能力をビジネスに活かしてもらうためには現場のことも知ってもらい、スキルを身につけてもらうことが必要となります。

この課題を解決するために登場したのが、ノーコード/ローコードでAIを構築・運用できるプラットフォームです。ノーコード/ローコードとは、プログラミング不要/最低限で開発が行える技術・システムのことです。

Webサイト制作などでは要素を組み合わせていくことでWebエンジニアでなくとも制作が可能になるサービスがいくつもありますが、ノーコード/ローコード開発とはこれの発展形といえるでしょう。

ノーコード/ローコード開発は専門的な知識のないビジネスパーソンでも開発が行えるということが特徴で、開発の内製化を実現したい企業での活用が進んでいます。AIについても、データにもっとも接しているのは現場のビジネスパーソンであるため、AIのノーコード開発を導入できれば、組織にとって必要なAIの構築・運用を実現できるでしょう。

創業期はなにも導入されていないまっさらな状態なため、最新のシステムを導入するのにうってつけです。「冊子版創業手帳」では、社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。また、ICTの専門家にインタビューを行い、創業期のシステム整備のメリットや注意点なども伺っていますので、こちらもご参考ください。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ AI MatrixFlow ノーコード ビジネス プラットフォーム 株式会社 構築 活用 資金調達 運用
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

ロボアドバイザー「THEO」提供の「お金のデザイン」が7億円調達!
平成30年10月1日、株式会社お金のデザインは、総額7億円の資金調達を実施することを発表しました。 引受先は、損害保険ジャパン日本興亜、凸版印刷です。 お金のデザインは、AIを活用した個人向け資産運用…
インフルエンサーからInstagramの基礎から応用などを学べる動画配信サービス「バズミー!!」がリリース
2022年1月27日、株式会社オモローは、「バズミー!!(Instagramコース)」を2022年1月15日から提供開始したことを発表しました。 「バズミー!!(Instagramコース)」は、経験の…
電気運搬船や大型蓄電池を開発する「パワーエックス」が27億円調達
2023年1月10日、株式会社パワーエックスは、総額27億円の資金調達を実施したことを発表しました。 これにより、累計調達額は約99億円となります。 パワーエックスは、超急速EV充電用蓄電池・定置用蓄…
インテントデータ(興味関心データ)を活用したBtoBセールスインテリジェンス「Sales Marker」がリリース
2022年7月11日、CrossBorder株式会社は、新サービス「Sales Marker(セールスマーカー)」を提供開始したことを発表しました。 「Sales Marker」は、顧客の興味関心のデ…
大学周辺飲食店向けモバイルオーダーアプリ「Boomee」がリリース
2021年9月27日、株式会社Boomeeは、「Boomee」と「Boomee for Owner」をリリースしたことを発表しました。 「Boomee」は、コロナ禍で売上が落ち込む大学周辺の飲食店の集…

大久保の視点

「千代田区CULTURExTECH ビジコン2024」が丸の内TOKYO創業ステーションで2024年3月19日に開催
2024年3月19日(火)にStartup Hub Tokyo 丸の内(TOKYO創業ステーション 丸の内 1F・千代田区)で千代田CULTURExTECH…
(2024/3/19)
明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得は宇宙ビジネスの蓮見大聖さん明治大学4年「AMATERAS SPACE」
2024年3月13日(木)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第2回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2024/3/13)
Coral Capitalが虎ノ門ヒルズで「Startup Aquarium 2024」を開催。VCが大規模キャリアイベント
ベンチャーキャピタルのCoral Capitalが主催する「Startup Aquarium 2024」が2024年3月2日(土)に虎ノ門ヒルズで開催されま…
(2024/3/2)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集
今すぐ
申し込む
【無料】