注目のスタートアップ

「ザブーン」が船員労務管理SaaS「MARITIME 7」をリリース

company

2022年6月23日、株式会社ザブーンは、「MARITIME 7(マリタイムセブン)」をリリースしたことを発表しました。

「MARITIME 7」は、スマートフォンやタブレットから勤怠登録ができるサービスです。

電波の届かない海域でもオフラインで動作し、オフライン中に登録した記録はオンラインになった際に同期されます。

2022年4月に改正された船員法にも対応しており、船員法の基準に抵触した際はアラートで知らせる機能も搭載しています。

陸上では大容量の情報通信インフラの整備が進み、多くの人びとはSNSなどを利用してコミュニケーションしたり、インターネットにアクセスして情報を取得したりしています。

一方海上では、大容量の通信インフラの構築が困難なこともあり、インフラ整備とリーズナブルなサービスの提供が遅れています。そのため船舶内ではデジタル化があまり進んでいません。

日本は四方を海に囲まれた国であり、内航海運は国内貨物輸送の約45%を担っています。

しかし内航海運は重要な輸送手段でありながら、人手不足の課題、安全確保の課題、地球環境の変化への対応など様々な課題に直面しています。

そのためテクノロジーの積極的な導入によって課題を解決していく必要があります。

通信インフラについても、近いうちに安価かつ高速な衛星通信サービスが提供されることが予測されているため、今後さらにさまざまなサービスが登場することになるでしょう。

ザブーンがリリースした「MARITIME 7」は、オフライン環境下でも利用できるため、まだ通信インフラが整っていない状況でもデジタル化に役立てることができます。また今後、通信インフラの整備が進むことで、より便利なサービスへと進化していく可能性があります。

創業期はなにも導入されていないまっさらな状態なため、最新のシステムを導入するのにうってつけです。「冊子版創業手帳」では、社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。また、ICTの専門家にインタビューし、創業期のシステム整備のメリットや注意点なども伺っていますので、こちらも参考にしてください。

カテゴリ 有望企業
関連タグ SaaS 労務管理 効率化 勤怠管理 株式会社 海上 海事産業 船舶
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

保育施設向けICT・IoTサービス「ルクミー」展開の「ユニファ」が40億円調達
2021年6月2日、ユニファ株式会社は、総額40億円の資金調達を実施したことを発表しました。 保育施設向けICT・IoTサービス「ルクミー」シリーズを展開しています。 「ルクミー」シリーズは、ICT・…
ウェルネス・プロテイン「KOREDAKE」展開の「メップル」が資金調達
2020年12月10日、株式会社メップルは、資金調達を実施したことを発表しました。 ウェルネス・プロテイン「KOREDAKE」を展開しています。 女性が1食に必要な31種類の栄養素を配合した完全栄養プ…
「totty design」と「東京中央梱包」が業務提携 オンラインストア×梱包・物流のトータルソリューションサービスを開始
2023年3月23日、株式会社totty designは、東京中央梱包株式会社と業務提携を開始したことを発表しました。 totty designは、Web制作事業、Webマーケティング事業を展開してい…
マンション売却サービス「すむたす売却」を提供する「すむたす」が22億円調達
2024年8月22日、株式会社すむたすは、デットファイナンスにより総額22億円の資金調達を実施したことを発表しました。 すむたすは、マンション売却サービス「すむたす売却」や、リノベーションマンションを…
サステナブルな天然界面活性剤「ソホロリピッド」を手がける「Allied Carbon Solutions」が5.5億円調達
2024年10月1日、Allied Carbon Solutions株式会社は、総額5億5000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Allied Carbon Solutionsは、産業技術…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集