創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2022年6月20日「R.ホールディングス」と「Tranzax」が共同で電子記録債権ファクタリングサービスの提供を開始

2022年6月20日、R.ホールディングス株式会社は、Tranzax株式会社と共同で、電子記録債権ファクタリング(継続的な都度買取)サービスの提供を開始したことを発表しました。
R.ホールディングスは、三者間ファクタリングサービスや、財務コンサルティング事業を展開しています。
Tranzaxは、国から指定を受けた電子債権記録機関(Tranzax電子債権株式会社)を傘下に持つ、FinTech系IT企業です。金融機関との提携を通じて、日本の中・小規模事業者に多様なファイナンスの機会を提供しています。
今回共同で提供する電子記録債権ファクタリングサービスは、Tranzaxが提供するPOFS(POファイナンスシステム)を利用した、三社間ファクタリング取引における商流のもっとも早い時点での早期資金化を実現するサービスです。
このサービスを利用することで、利用者は請求予定の代金債権を検収合格直後から早期資金化(真正譲渡)できます。また、発注者は検収から経理業務までのデジタル化を図ることができます。
—
三社間ファクタリングとは、納入企業がクライアント企業以外の第三者(ファクタリング事業者)に売掛債権を売却することで早期に資金を得ることができるサービスです。
通常、BtoB取引では請求書払いが主流であるため、売上金は翌月などにまとめて振り込まれることとなります。
納品してから実際に現金が手元に来るまでにはズレがあるのですが、個人事業主や中小企業では資金繰りが厳しいタイミングがあるため、予定よりも早く資金が必要となることもあります。
そこで活用できるのがファクタリングサービスなのです。
ファクタリングサービスは融資とは違って売掛債権(請求書)を売却して、売掛金に応じた資金を得るサービスであるため、基本的にどのような企業・個人でも利用できます。
以前までは実店舗まで赴く必要がありましたが、近年はオンライン完結型のクラウドファクタリングが普及し、多くの企業に利用されています。
資金繰りがうまくいかないと、売上が黒字であっても倒産してしまう、黒字倒産に見舞われてしまうことがあります。「冊子版創業手帳」では、創業期に重要視したいキャッシュフローについてのノウハウや、黒字倒産しない会社を作る資金繰り表の作成術など、詳しく解説しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 便利なサービス |
---|---|
関連タグ | 3社間ファクタリング Fintech POFS POファイナンスシステム Tranzax ファイナンス ファクタリング 債権 共同 株式会社 記録 資金 金融機関 電子 |
便利なサービスの創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2020年3月18日、株式会社STANDING OVATIONは、株式会社ジンズホールディングスと、株式会社トレジャー・ファクトリーからの増資およびWebメディア「lamire(ラミレ)」の事業譲渡に…
2024年8月8日、KAERU株式会社は、総額1億3000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 KAERUは、主に高齢者を対象とした、アシスタント機能・見守り機能付きのチャージ式プリペイドカー…
2020年1月21日、みんなのマーケット株式会社は、総額40億円の資金調達を実施したことを発表しました。 インターネット商店街「くらしのマーケット」を運営しています。 ハウスクリーニング・引越し・リフ…
2024年11月26日、株式会社Live Searchは、資金調達を実施したことを発表しました。 今回の資金調達により、累計調達額は7億円超となりました。 Live Searchは、物件撮影・間取り図…
2024年10月22日、株式会社トリビューは、総額17億円の資金調達を実施したことを発表しました。 トリビューは、美容医療の口コミ・予約アプリ「トリビュー」を開発・運営しています。 美容クリニックや施…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…