Visaプリペイドカード「バンドルカード」提供の「カンム」が手元の資産形成に活用できるクレジットカード「Pool」をリリース」

tips

2022年6月15日、株式会社カンムは、新サービス「Pool」のリリースを発表しました。

「Pool」は、スマートフォンアプリから、年利1%のリターンを期待できる投資と、投資したお金を決済で使えるVisaのクレジットカードがセットになった投資サービスです。

アプリ上で募集しているファンドに出資を申し込み、契約が成立すると運用が開始されます。

ファンドは2か月で償還を迎え、次のファンドに再投資するか、銀行口座に出金するかを選択できます。

また、ファンドの募集は毎月行い、投資中のファンド運用期間が終了する前に別のファンドに投資することも可能です。

カードの支払いとファンドへの出資はウォレットにチャージした残高から行います。

リターンやリスクをわかりやすくする機能により、投資への心理的なハードルを下げることを目指しています。

カンムはほかに、アプリから誰でもすぐに発行できるVisaプリペイドカード「VANDLE CARD(バンドルカード)」を提供しています。

現在の金利は限りなく0%に近い低金利であるため、預金だけで資産を増やすことは難しい状況にあります。また、公的年金の支給水準が2割減るとの試算が公表されたことなどもあり、若年層からの資産形成の重要性が高まっています。

一方で、日本ではお金に関する教育が行われてこなかったこともあり、諸外国と比べて資産運用に関して保守的となっています。

日本証券業協会の「2021年度 証券投資に関する全国調査(個人調査)」によると、株式や投資信託を購入しない理由では、「知識を持っていない」という人が約20%、「ギャンブルのようなもの」だと思っている人が株式では約24%・投資信託では約17%であり、「興味がない」という人が5割以上存在しています。

また若年層はまとまった資金を持っておらず、資金的な余裕がないため、投資に対するインセンティブが低い状態にあります。

こういった状況を改善するため、近年は少額からでも資産運用できる金融サービスや、新たな制度が登場しています。

企業経営でも先を見据えた資金の運用・管理は重要です。「冊子版創業手帳」では、創業期における資金繰り表の作成術など、資金に関するノウハウを詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ トレンド
関連タグ Fintech Pool VANDLE CARD Visa カンム バンドルカード ファンド プリペイド・カード 投資 株式会社 資産形成 資産運用 金融
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

マーケティング・プラットフォーム構築サービス提供の「マイクロアド」とSIerの「SCSK」が資本業務提携
2021年5月10日、株式会社マイクロアドは、SCSK株式会社と資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 サイバーエージェントの連結子会社であるマイクロアドは、マーケティング・プラットフォーム構…
スタートアップの資金調達をCFO/顧問として内部から主導する「T Accelerator」が会社設立
2019年8月29日、T Accelerator株式会社は、会社設立を発表しました。 スタートアップの資金調達をCFO/顧問として内部から主導する専門家集団です。 非公開の支援・投資先を含め、現在10…
ウェルネス・プロテイン「KOREDAKE」展開の「メップル」が資金調達
2020年12月10日、株式会社メップルは、資金調達を実施したことを発表しました。 ウェルネス・プロテイン「KOREDAKE」を展開しています。 女性が1食に必要な31種類の栄養素を配合した完全栄養プ…
セントラル・キッチン・サービス「ロカルメオーダー」提供の「スパイスコード」が2億円調達
2021年2月8日、スパイスコード株式会社は、総額2億円の資金調達を実施したことを発表しました。 セントラル・キッチン・サービス「ロカルメオーダー」を提供しています。 自社ブランドの食品を、簡単、スピ…
プレスリリースの企画とコンテンツSEOに特化したWebマーケティング支援サービス「KEYWORDS RIDE」がリリース
2022年1月31日、CreativePocket株式会社は、新サービス「KEYWORDS RIDE」をリリースすることを発表しました。 「KEYWORDS RIDE(キーワーズライド)」は、プレスリ…

大久保の視点

日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
「JX Live! 2024」JX Awards大賞はNYでイチゴが大ヒットの古賀大貴さん(Oishii Farm 代表)
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集