注目のスタートアップ

日本円ステーブルコイン「JPYW」を発行する「PassPay」が資金調達

company

2022年6月13日、PassPay株式会社は、総額2,800万円の資金調達を実施したことを発表しました。

PassPayは、2022年3月に日本円ステーブルコイン「JPY World(JPYW)」をイーサリアム上で発行し、2022年4月から一般ユーザー向けの販売を開始しています。

今回の資金は、「JPYW」の対応ネットワーク拡大、販売フォームのブラッシュアップ、利用シーンの拡大、国内外でのマーケティングの強化などに充当します。

暗号通貨(仮想通貨)は、24時間365日取引できる、海外への送金・決済がスピーディかつ安価になるというメリットがあるため、次世代の決済手段として普及していくと考えられていました。

一方でビットコインなどの暗号通貨は、もっぱら投資やマイニングの対象であり、物の購入手段としてはあまり利用されていません。それはビットコインなどの暗号通貨は価格の変動率が大きい(ボラリティが高い)ため、日常的な決済手段として使いにくいからです。

そこで暗号通貨を購入手段として利用するため、価格があまり変動しない暗号資産であるステーブルコインが登場しました。

ステーブルコインにおいて価格を安定させる仕組みはいくつかあり、「JPYW」は法定通貨である円を担保とすることで価格を安定させています。

ステーブルコインは安定した仕組みであるため、今後認知が進み市場の信頼を得ることができれば、広く取引に利用できるようになると考えられています。

事業者が活用できる決済手段には様々なものがあり、それぞれメリット・デメリットがあります。「冊子版創業手帳」では、各種決済方法を比較し、メリット・デメリットをわかりやすく表にまとめています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ ステーブルコイン ブロックチェーン 仮想通貨 日本円 暗号資産 株式会社 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

作業自動化トータルソリューションパッケージ「OKIKAE」など展開の「ASTINA」が3.7億円調達
2022年1月19日、株式会社ASTINAは、総額約3億7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 作業自動化トータルソリューションパッケージ「OKIKAE」や、IoTデバイス開発・コンサ…
ブロックチェーン・ネットワーク開発の「ToposWare」が7.5億円調達
2021年1月12日、株式会社ToposWareは、総額7億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、株式会社ミロク情報サービスです。 高度な情報セキュリティを必要とする行政機…
1万円で100社に効果的に営業できるサービス「カイタク」が正式スタート
2020年4月3日、株式会社イメジンは、「カイタク」を正式スタートしたことを発表しました。 「カイタク」は、経験・知識が豊富なスタッフが厳選したターゲットに、プロのライターが作成したセールス・レターを…
睡眠の質を改善する一般医療機器製造・販売の「ナステント」が1.5億円調達
2020年2月27日、ナステント株式会社は、総額約1億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 気道の閉塞を予防、呼吸の確保を助ける鼻腔挿入デバイス「ナステント」を製造・販売しています。…
ブロックチェーン・プラットフォーム開発の「ToposWare」が1億9,700万円調達
2020年5月11日、株式会社ToposWareは、総額1億9,700万円の資金調達を実施したことを発表しました。 高度な情報セキュリティを求める行政機関・企業・個人に向け、次世代のデータ・プラットフ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集