注目のスタートアップ

ファンマーケティング支援の「BOKURA」が5,000万円調達

company

2022年6月1日、株式会社BOKURAは、総額5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

BOKURAは、ファンマーケティング支援事業や、SNS運用代行、スポーツチームのファンマーケティングを支援するスポーツマーケティング事業を展開しています。

企業が持つ顧客・売上データと、SNSでのコミュニケーション情報を組み合わせたファン管理CRMツールを開発しています。このツールは、2022年夏にSaaSとしてリリースする予定です。

今回の資金は、ファン管理CRMツールの開発の加速、人材採用、組織拡大に充当します。

ファンマーケティングとは、企業・ブランド・プロダクト・サービスのファンとの関係性を深め、中長期的な売上の拡大を測るマーケティング手法です。

どうしてファンマーケティングが注目されているのかというと、市場はすでに良いプロダクトで溢れかえっており、機能性で勝負することができず、かといってプロモーションを行ったとしても、すぐに情報の海に埋もれてしまうという状況にあるからです。

実は、企業の売上の8割は全体の2割の顧客がもたらしているといわれています。これをパレートの法則と呼びます。

ファンはこの2割の顧客です。ファンは単純なリピーターではなく、その企業やプロダクトに愛着があるため、新たに他社から良いプロダクトが出たとしても感情的な理由により乗り換えることはありません。

また、ファンは口コミなどで自発的にプロダクトを広げてくれる可能性があります。

ファンマーケティングを実施するには、ファンの発掘から、属性の分析、そしてファン・プラットフォームごとに適したマーケティングを行う必要があります。

効果的なファンマーケティングを実施するには、BOKURAなど実績のある企業の力を借りることも重要です。

プロダクトの販売のためにはPRやマーケティングが重要です。特にSNSマーケティングやファンマーケティングはリアルな顧客な声を聞けることが大きなメリットです。「冊子版創業手帳」では、創業期でも行えるネットを活用したPRノウハウについて詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ CRM SaaS SNS コミュニケーション スポーツ チーム ツール データ ファン マーケティング 代行 情報 支援 管理 資金調達 運用
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

AIなどにより機械自動化や現場作業自動化を支援する「DeepX」が16億円調達
2020年7月31日、株式会社DeepXは、総額16億円の資金調達を実施したことを発表しました。 幅広い産業の様々な機械や現場作業の自動化に向けて、汎用的なAI技術の開発を行っています。 今回の資金は…
AI建物管理クラウドシステム「管理ロイド」を提供する「THIRD」が26億円調達
2022年8月31日、株式会社THIRDは、総額26億円の資金調達を実施したことを発表しました。 THIRDは、AI建物管理クラウドシステム「管理ロイド」を提供しています。 建物管理の計画、検針・点検…
スポーツ・ウェルネスD2Cの「TENTIAL」が資金調達
2020年7月1日、株式会社TENTIALは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、株式会社アカツキや、プロ・テニス・プレイヤーの西岡良仁選手などです。 スポーツ・メディア「SPOSHIR…
子育て系口コミ情報プラットフォームを開発する「iiba」が資金調達
2023年8月16日、株式会社iibaは、資金調達を実施したことを発表しました。 iibaは、子育て地図アプリ「iiba」を開発しています。 全国の子育て関連サービスや店舗(保育園・習い事・飲食店・地…
ゲーム・マシン・レンタルの「ミダスエンターテイメント」が4.4億円調達
2020年2月28日、株式会社ミダスエンターテイメントは、総額4億4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 アミューズメント施設へのゲーム・マシンのレンタル事業や、オンライン・クレーン・…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集