組織の分断を解消する社内コラボレーション創出ツール「ourly profile」がリリース

tool

2022年5月23日、ourly株式会社は、「ourly profile(アワリープロフィール)」をリリースしたことを発表しました。

「ourly profile」は、個人のプロフィールページと顔・名前がわかる組織図一覧ページにより、組織内の分断を解消する社内コラボレーション創出ツールです。

プロフィールページは、部署・役職などの基本的な項目以外にも、強み・趣味・スキルなどがひと目で分かるようになっています。

また基本的な検索機能だけでなく、所属部署・役職・Q&Aの回答項目など様々な要素からメンバーを絞り込むことができる独自の探索機能により、思いがけない出会いを創出することも特徴としています。

ourlyはほかに、Web社内報ツール「ourly」を提供しています。

「ourly profile」と「ourly」は連携しており、社内報を書いた人やコメントをした人のプロフィールを「ourly profile」で確認することができます。

新型コロナウイルス感染症の流行により、多くの企業でテレワークが急激に普及しました。

テレワークが普及したことで、これまで以上に必要な時にしか社員と話すことがなくなり、多くの組織でコミュニケーション不足が課題として顕在化しています。

一方で、デジタル化によってノンコア業務が効率化・自動化されコア業務に時間が充てられるようになり、多くの企業では創造的な仕事が求められるようになってきています。

そのため従業員間のコミュニケーションを促進し、従業員の創造性を刺激したり、コラボレーションを生んだりする環境を整えることの重要性が高まっています。

コミュニケーションを活性化させる仕組みとしては、社内SNSの構築が考えられます。自由な発言がしやすい雰囲気を整えることで、垣根なく意見を交換することが可能になります。

一方で社内SNSは、オープンな雰囲気になりすぎると業務に関係ない投稿が増え、偏ったコミュニティが形成されてSNS好きだけが使うツールになってしまう、という失敗例も多くあります。

そこで注目されているのが、社員の情報を一覧できるプロフィールページといったシンプルな仕組みです。

もちろんこういったプロフィールページは、自らが検索しないと情報が入手できないという欠点があります。そのため、社内Q&Aと組み合わせるなど業務に必要なコミュニケーションを促す仕組みも必要となります。

「ourly profile」は、Web社内報「ourly」と連携し、社内報の執筆者やコメントを書いた人のプロフィールページを確認できるようにすることで、コミュニケーションを促進する仕組みを構築しています。

創業期はなにもない状態からはじまるため、最新のシステムを導入するのにうってつけです。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備について詳しく解説しています。

カテゴリ 便利なサービス
関連タグ コミュニケーション コラボレーション スキル ツール 株式会社 検索 組織
詳細はこちら

組織内のあらゆる分断を解消させる『ourly profile(プロフィール)』をourly株式会社がリリース

創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説

便利なサービスの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

マンツーマンのオンラインパーソナルトレーニングアプリ「WITH Fitness」提供の「ウィズカンパニー」が1億円調達
2022年2月1日、株式会社ウィズカンパニーは、総額約1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 マンツーマンのオンラインパーソナルトレーニングアプリ「WITH Fitness(ウィズフィットネス…
スマート南京錠サービス提供の「KEYes」が資金調達
2020年5月12日、KEYes株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 南京錠の鍵管理SaaSを提供しています。 スマートフォン・アプリから南京錠の解錠操作や、いつ・誰が・どこで解錠したか…
「R.ホールディングス」と「Tranzax」が共同で電子記録債権ファクタリングサービスの提供を開始
2022年6月20日、R.ホールディングス株式会社は、Tranzax株式会社と共同で、電子記録債権ファクタリング(継続的な都度買取)サービスの提供を開始したことを発表しました。 R.ホールディングスは…
固定翼系の小型無人航空機システムを開発する「武蔵スカイプラス」が2億円調達
2025年6月6日、武蔵スカイプラス株式会社は、総額2億円の資金調達を発表しました。 武蔵スカイプラスは、固定翼系の小型無人航空機システムを開発する、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)発…
「efit」のAI投資プラットフォーム「QUOREA」が「GMOコイン」に対応
2020年12月10日、株式会社efitは、「QUOREA(クオレア)」において、新たに「GMOコイン」に対応したことを発表しました。 「QUOREA」は、資産運用を強力にサポートする高度な投資AIロ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集