注目のスタートアップ

定額制美容皮膚科「HADA LOUNGE クリニック」のプロデュース事業などを展開する「Neautech」が6億円調達

company

2022年5月23日、株式会社Neautechは、総額約6億円の資金調達を実施したことを発表しました。

Neautechは、定額制美容皮膚科「HADA LOUNGE クリニック」のプロデュース事業や、オンライン美容サービス「HADA LOUNGE ONLINE」を展開しています。

「HADA LOUNGE クリニック」は、定額制のスキンケアクリニックです。美容医療施術や、美容注射、セルフでのプラズマシャワー・超音波、美肌内服薬セットを定額料金で提供しています。

2021年4月に表参道に最初のクリニックを開院し、2022年5月現在、表参道に加え、新宿、池袋でもクリニックを展開しています。また、2022年夏に関西にも開業を予定しています。

Neautechは、FCオーナーに対し美容皮膚科運営に必要なプラットフォームを提供していきます。

今回の資金は、「HADA LOUNGE クリニック」のプロデュース事業と、美容医療のオンラインプラットフォーム事業の推進に充当します。

美容医療市場は、美容皮膚科領域といった非外科的施術が増えたことにより大幅に市場を拡大しており、2009年には約2,500億円だったものが、2019年には約4,000億円になっています。

美容皮膚科では、ハイフ(HIFU, 高密度焦点式超音波治療法)という、前立腺がんの治療に使われている治療法を美容医療に応用したものが流行しています。

たるみ・シミの解消や、リフトアップ、美肌、小顔などの効果を、切開などなく得られることが大きなメリットであり、今後も施術が増加すると考えられます。

他にも脱毛や二重瞼(埋没法)など、非外科的施術の技術が進展しており、安心して美容医療を受けられる環境が整備されたことが美容医療市場の成長につながっていると考えられます。

とはいえ美容医療は美容としては高価な投資となりますし、施術を受けてみなければその効果がわからないことから、施術を受けるまでに大きなハードルが存在しています。

Neautechは、高品質な美容医療をより多くの人に提供するため、定額制スキンケアクリニック「HADA LOUNGE クリニック」を展開しています。テクノロジーの積極的な活用によりコスト削減を実現することで、低価格での美容医療の提供を可能にしています。

株式会社Neautechのコメント

このニュースを受けまして、株式会社Neautechよりコメントが届きました。

・今回の資金調達の目的は何ですか?

Neautechは今回調達した資金を用いて、業界初となる定額制美容皮膚科「HADA LOUNGE クリニック」のプロデュース事業に加え、美容医療のオンラインプラットフォーム事業の推進に注力してまいります。

・今後の展望を教えてください。

これまで育んできた美容皮膚科のプロデュース事業と、新たなスタートを切ったオンラインプラットフォーム事業を通して、オフラインとオンラインの枠組みを超えた“HADA LOUNGEエコシステム”を創生することで、お客様のためにパーソナライズしたソリューションを提供していきます。

・読者へのメッセージをお願いします。

私たちのサービスの柱である “美容医療”は、最短で効果を実感しやすいと言われています。しかし、美容医療は「よく分からなくて敷居が高い」「金額が高くて手が出ない」など、少々マイナスイメージもあるのではないでしょうか。私たちが提供するサービスは、これまでの美容医療のマイナスイメージを払拭するものとなっております。それは、オンラインを活用し気軽にアクセスの出来る設計や、出来る限りお客様にサービス提供するコストを圧縮した価格設定により、利用のハードルを下げながらも高品質なサービスを、誰でも・いつでも・どこでも受けることのできる美容医療の入り口であると考えています。

テクノロジーの活用はすべての領域において重要です。創業期はなにもない状態からはじまるため、最新のシステムを導入するのにうってつけです。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備について詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ HADA LOUNGE クリニック Neautech オンライン クリニック スキンケア ハダラウンジクリニック プロデュース 株式会社 美容 美容医療 美容皮膚科 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

VRゲーム・ソーシャルゲームを開発する「ジーゼ」が5.5億円調達
2023年1月1日、株式会社ジーゼは、総額約5億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ジーゼは、スマートフォン・PC向けソーシャルゲーム開発・運用を行っています。 開発したタイトルに…
エネルギー商品のオンライントレーディングプラットフォーム「eSquare」運営の「enechain」が20億円調達
2022年1月26日、株式会社enechainは、総額約20億円の資金調達を実施したことを発表しました。 法人向けのエネルギー商品のオンライントレーディングプラットフォーム「eSquare」、世界中の…
同意管理プラットフォーム「Trust 360 同意管理」などプライバシーテック領域で事業を展開する「Priv Tech」が7,000万円調達
2023年9月14日、Priv Tech株式会社は、総額7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Priv Techは、同意管理プラットフォーム「Trust 360 同意管理」や、外部送…
AIを活用したトレーディングカード鑑定サービス「VALUE SCOUTER」を提供する「コレクテスト」が1億円超調達
2024年3月25日、株式会社コレクテストは、総額1億円超の資金調達を実施したことを発表しました。 コレクテストは、AIを活用したトレーディングカード鑑定サービス「VALUE SCOUTER(バリュー…
オンライン・プログラミング学習サービス提供の「Progate」が4億円調達
2020年2月17日、株式会社Progateは、総額4億円の資金調達を実施したことを発表しました。 オンライン・プログラミング学習サービス「Progate」を運営しています。 ブラウザ上で実際にプロダ…

大久保の視点

国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
「JX Live! 2024」JX Awards大賞はNYでイチゴが大ヒットの古賀大貴さん(Oishii Farm 代表)
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
(2024/10/9)
「スタートアップワールドカップ2024」世界決勝を現地速報!優勝はEarthgrid(米代表・プラズマでトンネル掘削)
2024年10月4日、世界最大級のビジネスピッチコンテスト「スタートアップワールドカップ(SWC)2024」の世界決勝戦が、米国・シリコンバレーで開催されま…
(2024/10/5)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集