注目のスタートアップ

「Acompany」がデータ連携の課題を解決するプライバシーテックサービス「AutoPrivacy」をリリース

company

2022年4月13日、株式会社Acompanyは、「AutoPrivacy」をリリースしたことを発表しました。

Acompanyが提供する「AutoPrivacy」は、データコラボレーションの課題を一気通貫で解決するプライバシーテックサービスです。

第1段階として、現行法に対応した“データ加工機能”と、暗号化したまま計算処理を行う秘密計算を用いた“データ計算機能”を「AutoPrivacy」で提供します。

2022年夏に予定している第2段階では、データ利活用における法律課題を解決し最適な技術を選択する“法的アセスメント機能”の提供開始を予定しています。

デジタル化の進んだ組織ではこれまでよりもより多くのデータが蓄積されていきます。生産性の向上のためにはこのビッグデータの活用が求められます。そしてデータの高度の解析のためには、組織内に分散しているデータを統合する必要があります。

また、外部のデータを活用したり外部にデータを提供したりするデータコラボレーションの実現のためには、安心・安全にデータを活用できるような仕組みも求められます。

たとえば、持ち出すことができない・内部の人間にしか見せられないといった機密データを外部からも活用できるようにするには、暗号化したデータを暗号化した状態のまま検索・解析を行えるようにする秘密計算という技術の実装が必要となったりします。

Acompanyは、データ活用のための課題を、

・法的アセスメント(法的リスク評価と規制を踏まえた技術選定)
・入力・共有(個人データの適切な取り扱い)
・計算・保管(セキュリティ対応)
・出力(プライバシー侵害するアウトプットの制限)
・価値評価(ビジネス的な価値評価)

の5つのステップに整理し、順次機能を追加していくことで課題を解決していくことを目指しています。

創業期はなにも導入されていないまっさらな状態なため、最新のシステムを導入するのにうってつけです。「冊子版創業手帳」では、社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。また、ICTの専門家にインタビューを行い、創業期のシステム整備のメリットや注意点なども伺っていますので、こちらもご参考ください。

カテゴリ 有望企業
関連タグ Acompany AutoPrivacy セキュリティ データ データ・コラボレーション データ活用 ビッグデータ プライバシー 株式会社 秘密計算 連携
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選
法人成りとは?個人事業主が法人化するメリット・デメリットや手続きを徹底解説!

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

サーキュラーエコノミーを実現するデータプラットフォーム「pool」を提供する「レコテック」が資金調達
2024年7月26日、レコテック株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 レコテックは、サーキュラーエコノミーを実現するデータプラットフォーム「pool」を提供しています。 誰が・どこで・何…
AI技術を用いた高精度・早期診断対応のインフルエンザ検査法開発の「アイリス」が資金調達
2020年8月6日、アイリス株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 AI技術を用いた高精度・早期診断対応のインフルエンザ検査法を開発しています。 今回の資金は、研究開発の加速や、グローバル…
1on1サポーター「Ando-san」や組織診断「イノベーション・サーベイ」を手がける「シンギュレイト」が3,200万円調達
2024年1月12日、株式会社シンギュレイトは、総額3,200万円の資金調達を実施したことを発表しました。 シンギュレイトは、ピープルアナリティクスの技術をもとに、1on1での話し方・聴き方を可視化す…
キーボードアプリ型営業支援ツール「TeamBoard」を提供する「アンビシャスグループ」が資金調達
2023年7月4日、株式会社アンビシャスグループは、資金調達を実施したことを発表しました。 アンビシャスグループは、キーボードアプリ型営業支援ツール「TeamBoard」を開発・提供しています。 スマ…
オンライン完結型紛争解決(ODR)サービス「Teuchi」展開の「ミドルマン」が5,000万円調達
2021年8月23日、ミドルマン株式会社は、総額5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、法律関連の書籍を多く出版する新日本法規出版株式会社です。 ミドルマンは、オンライン完結…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集