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新型コロナ関連検査キットやピロリ菌検査キットなどを展開する「ICheck」が資金調達

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2022年4月8日、ICheck株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。

新型コロナ関連検査キットや、ピロリ菌検査キット(2022年4月5日販売開始)、糖尿病リスク検査キット(2022年春リリース予定)などの検査キット事業、ワクチン接種証明アプリ「ワクパス」、PCR検査・抗原検査・抗体検査ができるクリニックを探せるサイト「ICheck NAVI」などを展開しています。

今回の資金は、運営体制の強化、システム開発、製品開発、研究開発に充当される予定です。

ピロリ菌は幼年期に衛生環境の良くなかった年代の人びとが感染していることが多く、環境の整っている現代では感染数が減少していますが、親族から口を介して感染している場合もあります。国内では約6,000万人ほどがピロリ菌に感染していると言われています。

ピロリ菌に感染するとかならず病気になるというわけではありませんが、感染したほとんどの人に胃炎が発生します。ピロリ菌は胃から除去しなければ住み続けることになり、慢性的に炎症を引き起こします。

また、胃がんの原因の99%がピロリ菌感染者というデータもあります。慢性的な胃炎にある人はストレスや生活習慣が原因だと思っていることも少なくないため、早期にピロリ菌の感染を把握し、胃から除去することが重要となっています。

ICheckはこの課題を解決するため、2022年4月からピロリ菌検査キットを販売しています。新型コロナウイルス感染症によりセルフ検査キットを使ったことがある人も増加しており、ヘルスケアの一貫として検査キットを使用するという考えも増加していると考えられます。

心身の状態は仕事をするために重要です。また、人を雇う場合、自分だけはなく従業員の状態も管理しなくてはなりません。起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「総務手帳」では、ストレスチェック実施のノウハウについて詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
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