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コスメブランド「PHOEBE BEAUTY UP」と美容メディアを展開する「DINETTE」が8億円調達

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2022年3月30日、DINETTE株式会社は、総額8億円の資金調達を実施したことを発表しました。

DINETTEは、D2Cコスメブランド「PHOEBE BEAUTY UP」や、美容メディア「DINETTE(ディネット)」を運営しています。

「PHOEBE BEAUTY UP」では、自社メディアから得られたユーザーの声をもとに、女性の悩みを解決できるような商品を展開しています。2022年3月現在、まつげ美容液、フェイスマスク、毛穴美容液、酸素洗顔、化粧水、クリームを販売しています。

今回の資金は、サブスクリプションをメインに展開していた「PHOEBE BEAUTY UP」におけるOMO施策による販売チャネルの拡大、アジア圏へのマーケティング活動に充当されます。

D2C(Direct to Cosumer)とは、消費者に対し、企業が直接的に商品を提供・販売するビジネスモデルのことです。

不要なコストや中間マージンを削減することができるため、高品質な商品を比較的安価に提供できることが特徴的です。また、自社のこだわりを反映させたプロダクトを作るD2Cブランド/スタートアップが多く、こだわりに共感した消費者が増えたこと、高品質な商品を安価に手に入れたいというニーズを満たしたことでその市場を拡大しています。

また、D2Cはユーザーとの距離が近いことも特徴的です。InstagramなどのSNSのDMを解放したり、ライブ配信で直接ユーザーからの質問を受け付けたりする企業もあり、こういった部分で差別化を図っている例がみられます。また、ユーザーとの距離が近ければ率直な意見をすくい上げる確率が高まり、そのデータをもとに商品開発を行うことも可能となります。

DINETTEは、自社メディアを運営し、そこから得られたユーザーの声をもとに商品開発を行っていること、成分にこだわったラインナップを展開していることが特徴的です。

D2Cの盛り上がりもあり、これからのプロダクト開発やマーケティングではインターネットやSNSの活用は欠かせないでしょう。「冊子版創業手帳」では、ネットPRのノウハウや、ネット通販のはじめ方、SNSの活用方法など詳しく解説しています。

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カテゴリ 有望企業
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