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法人向けオンラインキャリアカウンセリングプラットフォーム運営の「Kakedas」が資金調達

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2022年3月25日、株式会社Kakedasは、資金調達を実施したことを発表しました。

Kakedasは、法人向けオンラインキャリアカウンセリングプラットフォーム「Kakedas(カケダス)」を運営しています。

これまでの組織構造では、上司・人事と従業員間で可視化・理解・心理障壁・言語化といった壁があったため、最適なコミュニケーションがとりにくいという課題がありました。

「Kakedas」は、この課題を解決するため、キャリアコンサルタント有資格者が上司・人事-従業員の間に立ち、従業員に相談しやすい環境を提供し、客観的なフィードバックを組織に提供するサービスです。

新しい働き方が定着してきたことや、フリーランス・副業が増加してきたこともあり、多くの企業では以前よりも人材の流動性が高まっています。一方で、人手不足が深刻となっているため、企業では優秀な人材の獲得競争が激しくなっています。

また、優秀な人材を獲得できたとしても組織に定着できなければ意味がありません。しかし、多くの組織では従業員と上司・人事の間で壁があり、従業員の本音が聞き出せず、最適なフォローが行えないという課題が生じています。また、従業員としても自身のキャリアアップなどのために組織内で配置換えをしてほしいと思いつつも言い出すことができないというケースもあるでしょう。

これまで人材の評価は上司・人事によって主観的に行われてきましたが、企業の成長や人材の定着、従業員の生産性の向上のためにも、客観的な評価が必要となってきてるのです。

Kakedasは上記の課題を解決するため、組織内で国家資格であるキャリアコンサルタントと従業員をマッチングし、上司・人事では聞き出せなかった本音を聞き出し、組織に客観的にフィードバックするサービス「Kakedas」を提供しています。

株式会社Kakedasのコメント

このニュースを受けまして、株式会社Kakedas 代表取締役 渋川駿伍氏よりコメントが届きました。

・今回の資金調達の目的は何ですか?

今回は、今後の大規模な利用想定を見越したインフラやセキュリティに対する投資をするために、資金調達をしました。

・今後の展望を教えてください。

今後は販路を拡大していくことと同時に、収集しているデータを顧客に還元していくことで、より高い価値を提供していきます。

・読者へのメッセージをお願いします。

今回の資金調達を含めると、累計で5社の事業会社やベンチャーキャピタルの方々、並びに11名の個人株主の方々に支えられて、弊社は今日まで事業を営むことができております。

時折、私はこんなことを考えます。
“未来”とは、その“未来”を描く人の総量によって帰結されるものだと。
出資をしてくれた株主の皆様、会社に携わってくださる皆様、サービスを利用してくれている企業の皆様。
カケダスが存在することで生まれた未来は、もう既に、そして確かに、この世界に出現しており、あとはどれだけその総量を増やしていけるのかが、実現までの時間軸に影響する変数となります。

私たちは、働く人のWell-beingを実現させることをビジョンとして掲げています。
これは、SDGsにおいてはターゲット8に該当する、働きがいと経済成長を両立させること。
日本をはじめとする先進国では、経済成長によってこそ、すべてを癒してくれると信じて今日まで躍進してきました。
ですが各国では軒並み、GDPの向上とともに幸福度は比例して上昇しておりません。
いわゆる、この「幸福のパラドクス」を打破するための一手はどこにあるのでしょうか?

私たちは、盲目に脱成長を標榜するのではなく、働く人々が一人一人、真の意味で生き甲斐を見つけ、働く意味を認識することこそが、その答えだと考えます。

そのために必要なのは、徹底的な内省による自律的なライフキャリアの設計です。
そして、キャリア設計においては適切な相談相手がいることで、その解像度がさらに高まり、価値は増幅するでしょう。
カケダスではこれらの対話をデザインし、21世紀に必要とされる優しいインフラを、ユビキタスな相談環境を提供することで実現します。

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