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2022年2月9日ナス機能性食品事業やナスサプリメント事業展開の「ウェルナス」が資金調達

2022年2月8日、株式会社ウェルナスは、資金調達を実施したことを発表しました。
引受先は、株式会社リバネスキャピタルです。
機能性成分ナス由来コリンエステル(アセチルコリン)を高含有するナス機能性食品事業や、機能性表示ナスサプリメントの販売、食品や生鮮物の機能性表示届出を支援する事業を展開しています。
また、信州大学と共同で、個人の食情報・バイタル情報から、自己実現目標達成に合わせた個別栄養最適食を提案するアルゴリズム・AI解析技術の研究開発に取り組み、この技術を搭載したサービス開発を進めています。
今回の資金は、ナス事業や、機能性表示届出支援事業の基盤強化と拡大、AI食技術の研究開発と事業化に充当されます。
健康食品市場は、特定保健用食品制度や栄養機能食品制度などといった法律の整備が進んだことや、消費者の健康志向の高まりなどを受け緩やかに拡大しています。
新型コロナウイルス感染症の流行もあり健康志向がさらに向上していると考えられるため、今後のさらなる成長も予測されています。
2016年に、信州大学はナスに他の野菜の3,000倍以上のコリンエステルが含まれていることを発見しました。
同大学の研究によりコリンエステルは血圧低下作用があるとわかっていましたが、後の研究により、様々なリラックス作用(血圧改善、気分改善、睡眠改善作用)があることが判明しました。
ウェルナスはこのナスの効果を健康食品として提供するため、ナスを活用した機能性食品の開発や、機能性食品の開発支援事業などを展開しています。
機能性表示の届出は比較的簡単に行えるうえ、消費者に健康性を訴求することができます。
たとえば生のカンパチを機能性表示食品としたことで、販売数が向上したなどの例があります。
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