注目のスタートアップ

ナス機能性食品事業やナスサプリメント事業展開の「ウェルナス」が資金調達

company

2022年2月8日、株式会社ウェルナスは、資金調達を実施したことを発表しました。

引受先は、株式会社リバネスキャピタルです。

機能性成分ナス由来コリンエステル(アセチルコリン)を高含有するナス機能性食品事業や、機能性表示ナスサプリメントの販売、食品や生鮮物の機能性表示届出を支援する事業を展開しています。

また、信州大学と共同で、個人の食情報・バイタル情報から、自己実現目標達成に合わせた個別栄養最適食を提案するアルゴリズム・AI解析技術の研究開発に取り組み、この技術を搭載したサービス開発を進めています。

今回の資金は、ナス事業や、機能性表示届出支援事業の基盤強化と拡大、AI食技術の研究開発と事業化に充当されます。

健康食品市場は、特定保健用食品制度や栄養機能食品制度などといった法律の整備が進んだことや、消費者の健康志向の高まりなどを受け緩やかに拡大しています。

新型コロナウイルス感染症の流行もあり健康志向がさらに向上していると考えられるため、今後のさらなる成長も予測されています。

2016年に、信州大学はナスに他の野菜の3,000倍以上のコリンエステルが含まれていることを発見しました。

同大学の研究によりコリンエステルは血圧低下作用があるとわかっていましたが、後の研究により、様々なリラックス作用(血圧改善、気分改善、睡眠改善作用)があることが判明しました。

ウェルナスはこのナスの効果を健康食品として提供するため、ナスを活用した機能性食品の開発や、機能性食品の開発支援事業などを展開しています。

機能性表示の届出は比較的簡単に行えるうえ、消費者に健康性を訴求することができます。

たとえば生のカンパチを機能性表示食品としたことで、販売数が向上したなどの例があります。

プロダクトやサービスを売るためにマーケティングは必須です。しかし創業期にはコストをかけた施策を行うことは難しいでしょう。「冊子版創業手帳」では、ネットを活用したPRノウハウについて詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ サプリメント 株式会社 資金調達 食品
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人の設立方法を徹底解説|手続きの流れ・必要書類・費用・メリットなど
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

かんたんシフト管理SaaS「らくしふ」提供の「クロスビット」が「Salesforce Ventures」と資本提携
2020年12月17日、株式会社クロスビットは、米国salesforce.com, Inc.の戦略投資部門である、Salesforce Venturesと資本提携を結び、資金調達を実施したことを発表し…
衛星間の光通信ネットワーク・サービス「WarpHub InterSat」開発の「ワープスペース」が4億円調達
2021年4月19日、株式会社ワープスペースは、総額4億円の資金調達を実施したことを発表しました。 小型光中継衛星による衛星間の光通信ネットワーク・サービス「WarpHub InterSat」を開発し…
酒粕などの未活用素材を用いてエシカルジンの蒸留・販売を行う「エシカル・スピリッツ」が資金調達
2024年9月17日、エシカル・スピリッツ株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 エシカル・スピリッツは、酒粕やカカオの皮などの未活用素材を用い、エシカルジンの蒸留・販売を行っています。 …
「Lbose」運営の新規事業開発チーム「ATTEND biz」が「ヒトバデザイン」と共同で働く場所の記録共有サービスをスタート
2021年1月18日、株式会社Lboseは、運営する新規事業開発チーム「ATTEND biz(アテンドビズ)」と、株式会社ヒトバデザインが共同で、「SMART WORK KIT(スマートワークキット)…
新規の酵素探索や反応経路探索ができるプラットフォーム「digzyme Moonlight」展開の「digzyme」が1.5億円調達
2021年8月10日、株式会社digzymeは、総額約1億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 有用化合物のバイオ合成系開発のための研究開発プラットフォーム「digzyme Moon…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集