注目のスタートアップ

終活支援サービス「追憶の木立」やVR事業展開の「CLASSIX」が1.6億円調達

company

2022年1月31日、CLASSIX株式会社は、総額1億6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

メモリアルサロン「追憶の木立」や、VR(バーチャルリアリティ)事業を展開しています。

「追憶の木立」は、終活セミナーや、ニーズにあった墓地の紹介、見学バスツアーの開催を通し、終活に悩む単身高齢者や家族の不安を解決する終活支援サービスです。

VR事業では、アーティストの作品(絵画)のVR展示・販売や、4K3DVR技術でスキャン撮影したギャラリー・美術館のWebサイト制作、街・商店街のVR化による紹介などを行っています。

今回の資金は、「追憶の木立」の運営体制の強化、アプリ開発、広告販促費に充当される予定です。

日本では高齢化の進展にあわせて年間死亡者数も増加傾向にあります。

そのため葬儀関連市場も安定成長が見込まれていますが、葬儀・供養・相続などのライフイベントには様々な課題があります。

親の生前からお墓の話などをすることは精神的に難しい場合もあるため、不安を抱えたままである家族も多くいるでしょう。

また単身高齢者についても自分の死後のことを誰に託せばいいのかわからないといった悩みなどがあります。

このような死に関連する事柄はセンシティブなものであるため、エンディング事業は様々な場面でバランスを求められる難しい領域であるといえます。

また、多くの場合一度きりしか利用しないということもあり、顧客の拡大でも工夫が必要となります。

高齢者の増加に伴い、葬儀・供養などのニーズが多様化していくと考えられるため、そういったニーズを汲み取り、寄り添いながら終活をサポートするような事業はこれから多くの需要を獲得していくと考えられます。

累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、自社の強み・弱み、市場の機会・脅威を分析するフレームワークを掲載しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ CLASSIX VR メモリアルサロン ライフエンディング 冠婚葬祭 株式会社 終活 資金調達 追憶の木立
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
合同会社設立マニュアル|流れの6ステップや費用、必要書類などを解説!
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

EV充電サービス「WeCharge」を運営する「ユビ電」が3億円調達
2023年4月7日、ユビ電株式会社は、総額3億円の資金調達を実施したことを発表しました。 ユビ電は、EV充電サービス「WeCharge」を運営しています。 充電ごとの電気量・料金を計測できるEV充電設…
おしゃべりAI「Cotomo」を開発する「Starley」が2億円調達
2024年12月25日、Starley株式会社は、総額約2億円の資金調達を実施したことを発表しました。 Starleyは、音声会話型おしゃべりAI「Cotomo(コトモ)」を開発・提供しています。 ユ…
シェア買いアプリ提供の「カウシェ」が8.1億円調達
2021年11月4日、株式会社カウシェは、総額約8億1,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 シェア買いアプリ「カウシェ」を運営しています。 商品を選び、割引価格での購入を決定したあと、…
クラウドサービス導入時のセキュリティチェック業務を支援する「Conoris」提供の「ミツカル」が2,400万円調達
2022年3月2日、株式会社ミツカルは、2,400万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、「Conoris(コノリス)」のβ版の提供を開始したことも併せて発表しました。 「Conoris」…
クラウド型メールサービス「yaritori」提供の「Onebox」が4,000万円調達
2022年4月21日、Onebox株式会社は、総額4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Oneboxは、クラウド型のメールサービス「yaritori」を運営しています。 メールのみ対…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集