注目のスタートアップ

リテンションボット開発・提供の「Smash」が8,000万円調達

company

2022年1月11日、株式会社Smashは、総額8,016万円の資金調達を実施したことを発表しました。

リテンションボット「Smash」を開発・提供しています。

サブスクリプションサービスや定期通販を契約しているユーザーに対し、“解約”というタッチポイントにおいてコミュニケーションを行い、解約抑止・分析を行うチャットボットサービスです。

ユーザーとのコミュニケーションによってサービス・プロダクトへの温度感を数値化し、リアルタイムで空気を読むことによってより人間に近いコミュニケーションを実現しています。

サブスクリプションとは、製品やサービスを利用する権利を定額制で一定期間提供するビジネスモデルのことです。

日本では2019年がサブスク元年といわれており、流行からあまり年月は経っていません。

しかしその普及速度は目を見張るものがあり、サブスクの認知度は9割を超えているとのアンケート結果もあります。

サブスクは消費者にとっては、安価に製品やサービスを利用できること、やめたいときにいつでもやめられ、所有・処分のストレスがないことが大きなメリットとなっています。

事業者側にとってもっとも大きなメリットは、収益が安定することが挙げられます。

また顧客の情報を長期的に入手することが可能になるため、そのデータを顧客満足度の向上のための施策やマーケティングに活用することもできます。

一方、サブスクリプションサービスでは解約されることが痛手となるのですが、解約が容易であることは消費者にとってはメリットでもあるため、バランスを鑑みた解約手順を設計することが重要です。

またユーザーの解約理由はサービスの改善のための重要な情報となるため、なるべくユーザーに負の感情を抱かせず情報を得られる仕組みの構築が必要なのです。

デジタル時代において企業を成長させるためには、最新のツールを活用することが重要です。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ Smash コミュニケーション サブスクリプション チャットボット リテンションボット 分析 株式会社 解約 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】
法人成りとは?個人事業主が法人化するメリット・デメリットや手続きを徹底解説!
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

AIにより運送会社の配車管理・配送計画を自動化する「AI自動配車アシスタント LOG」提供の「Logpose Technologies」が4,000万円調達
2022年3月1日、株式会社Logpose Technologiesは、総額4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 “世界中の荷物情報を整理し、流通を最適化する。”をミッションに、物流…
認知症病棟の早期発見・予防に取り組む「MCBI」が4.5億円調達
2023年2月20日、株式会社MCBIは、総額4億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 MCBIは、バイオマーカーの研究開発や、これまでの研究で発見したバイオマーカーを活用した予防検…
自転車ロードレースのプロリーグを主催する「ジャパンサイクルリーグ」が「経営共創基盤」から資金調達・パートナーシップ強化
2023年4月12日、株式会社ジャパンサイクルリーグ(JCL)は、株式会社経営共創基盤(IGPI)から、パートナーシップ強化にあたり追加出資を受けたことを発表しました。 JCLは、自転車ロードレースの…
EV充電インフラサービスなどエネルギー関連事業を展開する「ENECHANGE」が15億円調達
2022年12月27日、ENECHANGE株式会社は、大手金融機関である三井住友銀行をアレンジャーとして、三井住友信託銀行、商工組合中央金庫のほか、千葉銀行(千葉県)、紀陽銀行(和歌山県)、山梨中央銀…
スニーカーのCtoCマーケットプレイス「スニーカーダンク」運営の「SODA」が資金調達
2021年12月2日、株式会社SODAは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、SoftBank Vision Fund 2です。 スニーカー&ハイブランドC2Cマーケットプレイス「スニー…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集